新宮市議会 > 2013-03-06 >
03月06日-02号

  • "簡易水道事業特別会計予算"(/)
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  1. 新宮市議会 2013-03-06
    03月06日-02号


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    平成25年  3月 定例会          平成25年3月新宮市議会定例会会議録            第2日(平成25年3月6日)---------------------------------------議員定数17名、現在員17名、出席議員17名、氏名は次のとおり。                             1番  東原伸也君                             2番  前田賢一君                             3番  久保智敬君                             4番  榎本鉄也君                             5番  並河哲次君                             6番  辻本 宏君                             7番  三栗章史君                             8番  松本哲也君                             9番  松畑 玄君                            10番  松本光生君                            11番  田花 操君                            12番  上田勝之君                            13番  福田 讓君                            14番  大西 強君                            15番  前田 治君                            16番  杉原弘規君                            17番  屋敷満雄君---------------------------------------欠席議員 なし。---------------------------------------議事日程  平成25年3月6日 午前10時開議 日程1 議案第1号 平成25年度新宮市一般会計予算 日程2 議案第2号 平成25年度新宮市国民健康保険特別会計予算 日程3 議案第3号 平成25年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 日程4 議案第4号 平成25年度新宮市介護保険特別会計予算 日程5 議案第5号 平成25年度新宮市と畜場特別会計予算 日程6 議案第6号 平成25年度新宮市駐車場事業特別会計予算 日程7 議案第7号 平成25年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 日程8 議案第8号 平成25年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 日程9 議案第9号 平成25年度新宮市土地取得特別会計予算 日程10 議案第10号 平成25年度新宮市簡易水道事業特別会計予算 日程11 議案第11号 平成25年度新宮市水道事業会計予算 日程12 議案第12号 平成25年度新宮市立医療センター病院事業会計予算 日程13 陳情書1件 別冊 陳情文書表による---------------------------------------会議に付した事件 日程1 議案第1号 平成25年度新宮市一般会計予算---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              亀井寿一郎君               理事(災害復興担当)兼企画政策部長                                坂地伸三君               理事(広域担当)         嶋田喜久一郎君               理事(防災及び危機管理担当)   上野山巳喜彦君               企画政策部               企画調整課長           中前 偉君               協働推進課長           田中幸人君               情報推進課長           岡田清則君               総務部               部長               小山壽行君               次長兼総務課長          上路拓司君               参事兼行政改革室長兼被災者支援対策室長                                深瀬康高君               秘書課長             片山道弘君               財政課長             向井雅男君               防災対策課長           井上 登君               人権啓発課長           平見仁郎君               市民福祉部               部長               芝 悦男君               福祉事務所長兼福祉課長      浜前泰弘君               次長兼生活環境課長        中地清剛君               市民窓口課長           生駒 明君               子育て推進課長          畑尻英雄君               健康長寿課長           森本邦弘君               保健センター長          萩原 智君               経済観光部               部長               鈴木俊朗君               商工観光課長           岡 雅弘君               建設農林部               部長               東 康夫君               次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長                                津呂建二君               参事               玉置公晴君               都市建設課長           渕上 崇君               管理課長             勢古口博司君               熊野川行政局               局長兼住民生活課長        伊藤順司君               医療センター               事務長              北畑直也君               水道事業所               所長               川嶋 潤君               消防本部               消防長              岡本秋久君               教育委員会               教育長              楠本秀一君               教育部               部長               丸山修市君               次長兼学校教育課長        平見善宣君               参事(文化複合施設担当)兼文化振興課長                                中岡保仁君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               愛須雅文               次長               辻 篤樹               主幹               赤松勇人               次長補佐兼庶務係長        渡爪 薫               議事調査係長           岡崎友哉---------------------------------------            第2日(平成25年3月6日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(辻本宏君)  皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は17名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。--------------------------------------- △日程1 議案第1号 平成25年度新宮市一般会計予算 ○議長(辻本宏君)  日程に入ります。 日程1、議案第1号、平成25年度新宮市一般会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 向井財政課長。 ◎財政課長(向井雅男君) (登壇) おはようございます。 長時間になりますが、よろしくお願いいたします。 では、ただいま議題となりました議案第1号、平成25年度新宮市一般会計予算について御説明申し上げます。 それでは、予算書の1ページをお願いいたします。 平成25年度の新宮市一般会計予算は、第1条で、歳入歳出予算の総額を154億5,567万8,000円に定めるものであります。予算の総額は、平成24年度の当初予算と比較いたしまして1億2,723万6,000円の増であります。率にいたしまして0.8%の増であります。 なお、平成25年度の防災・減災対策及び復興に関連する予算は約4億8,100万円を、台風12号災害に関連する予算は約6億8,800万円を計上しております。したがいまして、平成23年度から3カ年における台風12号災害の総事業費は、全会計で約56億2,300万円となる見込みでありまして、総事業数に対する進捗率は平成24年度末で90%という状況であります。 次に、第2条では、債務を負担できる事項、期間及び限度額の定めは第2表債務負担行為によるというものであります。 第3条は、起こすことができる地方債の内容は第3表地方債によるというものであります。 第4条では、一時借入金の最高額を10億円と定めるものであります。 また、第5条では、歳出予算の各項の金額を流用できる場合は、給料、職員手当等及び共済費のいわゆる人件費に係る予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用を定めるというものであります。 それでは、内容について御説明申し上げます。 まず初めに、全款に係る給与費について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、252ページをお願いいたします。 給与費明細書のうち、1の特別職でありますが、長など2人の給料、期末手当及び共済費を含めて、合計で2,442万9,000円であります。議員につきましては、定数17名で、その報酬、期末手当並びに共済費を含めて、合計で1億3,742万5,000円であります。 その他の特別職については、選挙の立会人や基幹統計調査員、また消防団員など680名分の報酬で3,451万2,000円であります。 次に、下段の表2の一般職でありますが、(1)の総括で、職員数は317名で、和歌山県からの技術職員の受け入れなど、前年度より2名増となったものであります。 給料、職員手当の給与費と共済費を合わせて総額で26億6,172万4,000円で、前年度より247万1,000円の増であります。これにつきましては、主に定年退職者の増によるものであります。なお、職員手当の内訳は下段に記載のとおりとなってございます。 また、253ページ以降、給料及び職員手当の増減額の明細、また給料及び職員手当の状況につきましては明細を記載しておりますので、御参照のほどよろしくお願いいたします。 以上が給与費の内訳であります。 続きまして、事項別明細書の歳出について、給与費関係を除き、説明欄記載の主な事業について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、40ページをお願いいたします。 3歳出、まず、1款1項1目議会費では、職員の人件費、議員報酬並びに常任委員会、特別委員会などの活動費と事務的な経費であります。 次に、44ページをお願いいたします。 2款総務費1項1目一般管理費では、主に庁舎管理経費や公用車の買いかえ、職員研修経費など経常的な経費であります。なお、本年度につきましては、職員の人事評価制度の本格導入のための経費も計上いたしております。 48ページをお願いいたします。 2目文書広報費は、例年「広報しんぐう」の発行を中心とする広報活動に要する経常的な経費でありまして、説明欄3の新宮市情報発信では、県の緊急雇用創出事業を活用し、認知度や知名度アップのための経費を計上するものであります。 50ページをお願いいたします。 3目財政管理費は、予算編成などの財務事務に係る経常的な経費であります。次の4目会計管理費は、財務会計システムのリース料及び保守管理経費が主なものであります。5目財産管理費は、庁舎の維持管理と普通財産の管理経費が主なものでありまして、説明欄2の庁舎建設事業では、新庁舎建設に向けて本年度は実施設計を行うものであります。 52ページをお願いいたします。 6目企画費は、市の施策の企画や調整、広域行政などに係る経常的な経費が主なもので、説明欄4の新宮市まちづくり市民活動補助金では、新宮らしいまちづくりや地域課題につながる事業などを実施する団体に対し助成しようとするものであります。 54ページをお願いいたします。 次の7目自治振興費は、町内会の防犯灯設置・電気料補助金など自治会組織への助成、また市の会館の維持管理などに係る経常的な経費であります。その中で説明欄1の四滝避難所建設事業では、四瀧、相須、宮井及び九重地区の災害時の拠点として、鉄骨造2階建て192平方メートルの避難所を建設するもので、次の2の山手避難所建設事業では、旧敷屋村の災害時の拠点として木造平屋建て90平方メートルの避難所を現在の山手集会所に増築するものであります。 次の56ページをお願いいたします。 次の8目緑化推進事業費は、生け垣づくり、花壇づくりに対する緑化奨励補助金など、緑豊かなまちづくりを推進するための経費であります。 9目交通安全対策費は、交通指導員の活動経費や市民団体などの交通安全活動の支援に要する経常的な経費であります。 10目住居表示費は、未整備地区の住居表示に向けての経費であります。 11目電子計算費は、住民基本台帳や税務業務など、基幹的な住民情報を扱う行政システム運用のための経常的な経費であります。なお、本年度につきましては税のコンビニ納付に係る予算を計上いたしております。 58ページをお願いいたします。 12目情報推進費は、国並びに全ての地方公共団体とのネットワークシステムの運用経費やケーブルテレビの行政情報チャンネル使用料などが主な経費であります。 13目行政局費は、主には熊野川行政局、総合開発センター、定住促進住宅の維持管理などに係る経常的な経費でありまして、説明欄3の移住・交流推進事業では、熊野川地域の特産物などによる体験交流及び移住・定住促進、空き家・空き農地バンク制度の充実を図るものであります。 61ページをお願いいたします。 説明欄5の地域おこし協力隊事業では、熊野川地域の活性化のため、また住民生活の支援などの活動に従事してもらうことを目的に、協力隊員という都市住民を受け入れ、定住・定着を図りながら地域おこしなどの支援をお願いするものであります。 次の6の災害復興活力支援事業では、商工会議所などとの連携のもと物産販売イベントを開催するものであります。 62ページをお願いいたします。 14目支所費は、主には三輪崎支所並びに高田支所の職員の人件費及び経常的な経費であります。 64ページをお願いいたします。 15目公平委員会費は、各種団体の負担金と委員3名に対する報酬など経常的な経費であります。 16目人権啓発費は、人権啓発推進事業として、教育及び啓発に係る研修会の開催並びに資料作成などの経費が主なものでありまして、説明欄9の支え合いのふるさとづくり事業では、県の補助金を活用し、地域が抱える人権課題の解消などニーズに合った活動を実践するものであります。 66ページをお願いいたします。 17目恩給及び退職年金は、1名分の扶助料であります。 18目諸費は、説明欄記載の経常的な経費であります。 19目総務管理費台風12号災害対応経費は、応急仮設住宅の維持管理、慰霊碑の建立、また追悼式をとり行うための経費を計上するものであります。 68ページをお願いいたします。 2項1目税務総務費は、各種団体等負担金や税務業務に係る職員の人件費など経常的な経費であります。 2目賦課徴収費は、市税の課税及び徴収に係る経費で、説明欄1の固定資産評価関連業務では、標準宅地の鑑定評価を行うとともに、賦課計算、帳票印刷などを行うものであります。次の9の和歌山地方税回収機構負担金では、引き続き50件の処理件数をお願いし、恐れ入ります、次の71ページをお願いいたします。説明欄10の賦課徴収費一般経費では、これまでの軽自動車税に加え、市・県民税、固定資産税、国民健康保険税のコンビニ納付を実施するものであります。 72ページをお願いいたします。 3項1目戸籍住民基本台帳費は、主には戸籍・住民基本台帳並びに在留関連事務などに要する電算機器の借上料や人件費などの経常的な経費であります。 74ページをお願いいたします。 4項1目選挙管理委員会費は、委員4人の報酬と職員の人件費など経常的な経費であります。 2目市長選挙費は、任期満了により平成25年10月に実施される市長選挙の執行に要する費用であります。 76ページをお願いいたします。 3目参議院議員通常選挙費は、任期満了に伴う平成25年7月執行予定の参議院議員通常選挙の執行に要する経費であります。 78ページをお願いいたします。 5項1目防災費、説明欄3の防災行政無線デジタル化整備事業については、工事費の予算計上を目指しておりましたが、関係省庁との調整に時間を要し、実施設計が完了しておらず、補正予算での対応を予定するものであります。4の防災行政無線難聴対策事業は、メール配信や音声配信サービスを行うというもので、次の5の水害対策事業は、台風12号災害を教訓に宮井、九重、西敷屋の3カ所に河川水位監視カメラを設置するものであります。次の6の自主防災活動支援事業補助金は、設立促進や活動支援のための補助を行うもので、8の防災訓練事業、9の防災講演会は、津波避難訓練や講演会などを予定し、ソフト面での強化を図るものであります。10の木造住宅耐震診断事業は、国県の補助制度を活用し個人負担なしで耐震診断を実施するもので、引き続き50件の見込み計上であります。13の木造住宅耐震改修事業補助金では、耐震診断を実施した民間住宅のうち、耐震改修が必要となった住宅改修に対し、事業費の3分の2以内で1棟当たりの90万円を限度に助成するもので、5件分の計上であります。11の家具転倒防止器具取付事業は、高齢者などへの被害軽減に努めるものでありまして、14の防災備蓄事業は、アルファ米の入れかえやトイレ関連の備蓄品を整備するものであります。次の15の津波対策事業は、今後、国県から発表される津波浸水想定をもとに、ハザードマップの作成や避難誘導看板の設置のほか、群馬大学片田教授への防災アドバイザー委託をお願いし、総合的なアドバイスを受けるものであります。 82ページをお願いいたします。 6項1目統計調査総務費は、統計事務実施に係る職員の人件費と経常的な事務費であります。 2目基幹統計調査費は、85ページにかけての説明欄記載の八つの統計調査に係る経費の計上であります。 86ページをお願いいたします。 7項1目監査委員費は、委員2人の報酬と職員の人件費など経常的な経費であります。 88ページをお願いいたします。 3款民生費1項1目社会福祉総務費は、主には福祉センターの運営に係る指定管理などに要する経費や社会福祉協議会の人件費に対する補助金であります。また、説明欄10の地域福祉計画策定業務では、平成19年度に策定した地域福祉計画の第2次地域福祉計画を策定するものであります。 90ページをお願いいたします。 2目障害者福祉費では、主には重度心身障害児者医療費の給付と障害者の自立支援を目的とした自立支援給付並びに地域生活支援事業及び平成24年度から一元化されました障害児通所支援事業などの支援を行うものであります。まず、自立支援給付の事業としては、説明欄11の補装具給付事業、次の93ページの21の訪問ヘルプサービスの支援などを行う介護給付事業、次の下の22のグループホームや就労移行支援などを行う訓練給付事業、恐れ入ります、95ページの37の医療費の扶助を行う自立支援医療などがあります。次に、地域生活支援の事業といたしましては、戻っていただきまして、93ページの17の手話通訳者などの派遣を行うコミュニケーション支援事業、24の相談などの援助を行う相談支援事業、25の外出のための支援を行う移動支援事業、26の社会との交流促進を図る地域活動支援センター事業があります。次の95ページの31の生活用具の給付などを行う日常生活用具給付事業は、その事業となってございます。その下の次の32の障害児通所支援の事業といたしましては、児童発達支援や放課後デイサービスなどを支援するものであります。 94ページをお願いいたします。 3目老人福祉費は、高齢者の生きがい対策や生活支援などを実施するもので、恐れ入ります、97ページをお願いいたします。説明欄10の緊急通報システム事業では24時間体制の緊急通報装置を必要とする方への設置を、15の事業では寝具類などの乾燥消毒サービスを、18の事業では緊急時に備えレスキューポットの配布を、21の事業では訪問理髪サービスなどの事業を実施するものであります。 次に、要介護への予防策事業として、16の健康増進型デイサービス事業、17の生きがい対応型デイサロン事業などを実施するものであります。23及び25の事業では、認知症高齢者グループホーム及び小規模特別養護老人ホームの整備補助金を交付するものであります。また、27の老人措置費、29の養護老人ホーム運営費は、施設の入所措置費や寿楽荘の運営を委託する指定管理などに要する経費であります。 98ページをお願いいたします。 4目老人医療費は、県2分の1補助事業として、67歳から69歳までの低所得者に対する医療費の助成であります。 5目国民年金事務費は、国民年金の事務事業推進に係る経常的な経費であります。 6目隣保館費は、主には七つの隣保館の各種教室の開催と施設運営に係る経常的な経費であります。 100ページをお願いいたします。 7目国民健康保険事業費は、保険基盤の安定、出産育児一時金、人件費などに対する特別会計への繰出金であります。 8目老人保健医療事業費は、特別会計廃止前の医療費などに対する支払い分を計上するものであります。 9目後期高齢者医療費は、保険基盤安定制度及び療養給付費に対する一般会計負担分を特別会計に繰り出すものと、和歌山県後期高齢者医療広域連合への事務費負担金であります。 102ページをお願いいたします。 10目介護保険事業費は、特別会計の標準給付費見込み額の12.5%と地域支援事業に係る繰り出し並びに職員給与費と事務経費分を繰り出すものであります。 104ページをお願いいたします。 2項1目児童福祉総務費は、主には児童の扶助に要する経費と子育て支援に係る事業費であります。児童の扶助に要する事業といたしましては、小学校入学前の児童までが対象の説明欄1の乳幼児医療費、中学校終了までの児童が対象の説明欄5の児童手当で、手当の対象者は3,410人を想定しております。説明欄9の児童扶養手当は、母子及び父子家庭の児童が対象で、受給者は479人を見込んでおります。子育て支援事業といたしましては、説明欄11の放課後児童健全育成事業では、井の沢放課後児童クラブと子育てクラブパンダハウスで学童保育を実施し、14の学童保育運営補助金では学童クラブ「虹」に対する補助金を、次の107ページの説明欄16の熊野川地域児童健全育成事業では、熊野川保健センターを利用して、子供たちの健全育成を図るものであります。また、戻っていただきまして、105ページの真ん中あたりの8の私立保育園耐震化推進事業では、昭和56年以前に建設された私立保育所の園舎の耐震診断に係る経費への助成を新設するもので、100万円を上限として補助するものであり、今後、耐震改修工事に対する助成も予定するものであります。 106ページをお願いいたします。 2目児童措置費は、主には私立保育所7園に対する児童措置運営費負担金・補助金と近隣町村への広域入所委託経費などであります。 3目母子福祉費は、主にはひとり親家庭に対する医療費扶助や、母子家庭のお母さんに対し就業支援として高等技能訓練促進費などを支給するものであります。 108ページをお願いいたします。 4目保育所費は、市立保育所5園の運営経費で、職員給与と臨時・嘱託の保育士賃金や賄い材料などが主な経費であります。説明欄3の三津ノ保育所運営費は、保育所運営に対する保護者会への委託料であります。 110ページをお願いいたします。 5目児童館費は、中央児童館を含む5館の運営経費で、料理教室など各種教室の開催及びハイキングやクリスマス会など四季の行事の開催などを予定するものであります。 114ページをお願いいたします。 3項1目生活保護総務費は、適正な保護の実施を図るための療養状況や扶養義務調査など現状把握に要する経常的な事務費、また就労支援の環境整備などの予算を計上するものであります。 2目扶助費は、生活扶助費や医療扶助費など生活保護見込み額の計上であります。 118ページをお願いいたします。 4項1目災害救助費は、災害発生時の見舞金などの見込み計上であります。 2目災害救助費台風12号災害対応経費は、被災者の支援に対する経常的な経費であります。 120ページをお願いいたします。 4款衛生費1項1目保健衛生総務費は、主には母子保健、妊婦、乳幼児などの保健相談、健康診査事業など、母子の保健事業の推進であります。説明欄7の妊婦保健指導事業では、妊婦の健康診査費や一般不妊治療費の助成などを実施するものであります。11の事業及び次の123ページの12の事業、保健センターでは、既設エレベーターの制御盤の取りかえと地震時の安全対策を、そして津波避難施設として屋上にフェンスを設置するものであります。 122ページをお願いいたします。 2目予防費は、予防接種法に基づく定期予防接種や高齢者を対象としたインフルエンザワクチン、また1歳から3歳未満を対象とした水痘ワクチン及びおたふく風邪ワクチン接種の助成を行うものであります。 124ページをお願いいたします。 3目健康増進費は、健康増進法に基づく健康教育・健康相談や健康診査、また訪問指導による生活習慣病の予防と改善を行うものであります。説明欄4の健康診査事業では、各種がん検診などを実施するもので、胃・大腸・肺・乳がん検診は40歳以上、子宮がん検診は20歳以上が対象となっております。 126ページをお願いいたします。 4目環境衛生費は、畜犬登録・狂犬病予防事務と環境保全対策に要する経費で、犬、猫の避妊・去勢手術費用に対する助成なども計上しております。 5目公害対策費は、水質検査・自動車騒音調査などの公害対策と、合併処理浄化槽設置整備事業補助金として専用住宅浄化槽135基分を予定するものであります。 128ページをお願いいたします。 6目火葬場費は、紀南環境衛生施設事務組合清浄苑の運営に係る負担金であります。 7目墓地管理費は、南谷墓地ほか市営墓地の維持管理に係る経費であります。 8目と畜場費は、特別会計の運営に係る収支不足見込み額を繰り出しするものであります。 9目簡易水道費は、特別会計の建設改良費や運営費などの収支不足見込み額を繰り出しするものであります。 10目医療センター費は、病院建設事業に係る起債の元利償還金などに対し、その一定割合を補助するものであります。 次の130ページをお願いいたします。 2項1目清掃総務費、説明欄2のアダプト・プログラムは、公共施設の美化里親制度で、提供する道具の購入やボランティア保険への加入、サインボードの設置などに要する経費であります。4の財団法人紀南環境整備公社は、広域最終処分場の整備を進める公社への運営費助成金であります。 2目塵芥処理費は、ごみの収集及び処理に要する経費で、説明欄1のごみ収集経費は、家庭ごみの戸別収集と不法投棄ごみの撤収に要する経費であります。2のクリーンセンター維持管理費は、クリーンセンターの炉の運転管理と施設の維持運営に要する経費で、本年度は例年の点検補修費とは別に、電気計装整備の更新、プラント用水受水槽のクラック補修などを実施する予定であります。 次の133ページの説明欄3の資源物等処理経費は、不燃物の処理経費、焼却灰処理や粗大ごみの運搬処分経費が主なものであります。 132ページをお願いいたします。 3目し尿処理費は、紀南環境衛生施設事務組合南清園に対する維持運営費などの負担金であります。 4目産業廃棄物処理事業費は、産業廃棄物処理場休止に伴う水質検査など維持管理に要する経費であります。 134ページをお願いいたします。 5目ごみ減量推進費は、市内160カ所のエコ広場の維持運営に係る経費及びエコ広場で分別された資源物の収集などに要する経費と、指定ごみ袋購入経費などが主なものであります。また、説明欄3の災害廃棄物処理計画では、災害時における廃棄物の円滑な処理の必要性から、災害廃棄物に特化した処理計画を策定するものであります。 次の6目広域最終処分場整備費は、財団法人紀南環境整備公社が進める最終処分場施設の建設に向けた調査費を計上するものであります。 136ページをお願いいたします。 5款労働費1項1目労働諸費は、労働者対策に要する経費で、主には中小企業勤労者生活資金の貸し付け及び職業訓練センターの指定管理などに要する経費であります。 138ページをお願いいたします。 6款農林水産業費1項1目農業委員会費は、農用地の確保や有効利用を図るための農業委員会の活動に要する経常的な経費であります。 2目農業総務費は、各種団体などの負担金と職員の人件費並びに経常的な経費であります。 140ページをお願いいたします。 3目農業振興費は、主に説明欄4の野生鳥獣被害防止事業で、野生鳥獣の捕獲手数料として猿250頭、イノシシ39頭、鹿140頭分などを見込み計上し、また農地被害防御用の器具購入に対する助成も行うものであります。 4目農地費は、主には農業用の用水路、排水路、農地などを維持改良するための経費で、説明欄3の山村地域生活関連道路設置補助金は、山村地域の私道整備に対し補助するもので、3件分の計上であります。 5目地籍調査費は、説明欄3の地籍調査事業費で、佐野・木ノ川地区で0.33キロ平方メートル、西敷屋地区で0.40キロ平方メートル、四瀧・宮井地区で0.10キロ平方メートルについて調査を実施するものであります。 142ページをお願いいたします。 6目中山間地域施設費、説明欄2のグリーンランド施設管理費は、高田グリーンランド施設の維持修繕と指定管理などに要する経費であります。説明欄4の飲料水施設管理費は、高田地区4施設と熊野川地区8施設の飲料水供給に係る管理経費であります。 146ページをお願いいたします。 2項1目林業総務費は、各種団体の負担金や事務的経費の計上であります。 2目林業振興費は、林業従事者の就労改善を目的とする助成や森林作業道の開設に対する助成を行うもので、本年度は熊野川地区など11路線、総延長8,375メートルの森林作業道の整備に対し補助するものであります。また、説明欄7の熊野材需要拡大事業補助金は、市内で製材された熊野材での新築・増改築に対する、1立方メートル当たり2万円以内で20万円を限度に補助を行うものであります。 3目天台烏薬推進事業費は、天台烏薬の苗木育成や圃場の管理、摘み取り作業、及び徐福茶パック作成などに要する経費であります。 4目林道管理費は、林道の維持修繕経費であります。 148ページをお願いいたします。 5目林道新設改良費、説明欄1の林道上地平瀬線開設事業は、熊野川町能城山本から赤木をつなぐ林道で、平成23年度から工事着工し、本年度は延長450メートルの区間を開設するものであります。 6目市有林管理費は、下刈りや枝打ち、支障木伐採などの市有林管理に係る経費であります。 7目治山事業費は、口高田地内における地すべり調査業務委託及び次の151ページの熊野川町小口地区における山腹崩壊の治山事業を実施するものであります。 152ページをお願いいたします。 3項1目水産業総務費は、職員の人件費と経常的な事務費であります。 2目水産業振興費は、主に三輪崎漁業協同組合が実施するイセエビ、アワビなどの放流事業に対する補助や、熊野川漁業協同組合が実施する稚鮎などの放流事業への補助金であります。 3目漁港管理費は、漁港施設や交流施設の維持管理費及び海水浴場管理に要する経費が中心であります。 154ページをお願いいたします。 4目漁港建設費は、漁港の整備や海岸保全施設の維持管理に要する経費であります。 156ページをお願いいたします。 7款商工費1項1目商工総務費は、中小企業者の負担軽減のための利子補給制度や商店街の活性化、また、にぎわいの創出などを目的とするもので、説明欄5の新宮市商店街空き店舗対策では、家賃補助の期間延長や改装費に対する補助金の新設など拡充を図っており、また8の買い物お助け協力では、配送サービスを行うお店を広報することで買い物の利便性アップと売り上げの向上、そして高齢者の見守りの強化につなげようとするものであります。また、説明欄11及び12の事業では、団体や商店街が実施する販売促進や集客向上などに対する事業活動への助成や起業を目指す者などへの専門的なアドバイスを受ける際の助成を新設するものであります。18の行政バス関連関係経費は、熊野川町嶋津線、大山東線、口高田線、新たに篠尾線及び瀧本線において運行するもので、次の19の敷屋地区送迎タクシーは、引き続き市道東敷屋小津荷線の通行どめに伴い、発電所前から高津橋までの送迎を行うものであります。 158ページをお願いいたします。 2目企業誘致対策費は、誘致活動に必要な旅費やパンフレットの作成、またアンケート調査や新宮港第二期工業用地の維持管理などに要する経費が中心であります。 3目観光費は、主には観光関連施設の維持管理経費のほか、地域の魅力発信など観光客の誘客促進を図るものであります。説明欄1の熊野川川舟運航事業は、財団法人熊野川町ふれあい公社への川舟運航事業を支援するための補助金であります。 163ページをお願いいたします。 説明欄13、14の事業では、観光振興や観光資源の活用による誘客促進のための取り組みや、また南紀熊野ジオパーク構想地域として、地域全体で活動を盛り上げ、ジオパーク認定に向けて観光地としての魅力向上を図るものであります。15の事業では、平成26年版の観光カレンダーの製作を、18の新宮花火大会は、第51回目の開催を予定しているものであります。 4目公設地方卸売市場費は、新宮広域圏公設地方卸売市場事業特別会計の運営費などに対する繰出金であります。 5目商工費台風12号災害対応経費は、被災した中小企業者の再建支援のため、国県の融資制度を利用した方に対して年間30万円を限度額として3年間の利子補給を行うというものであります。 164ページをお願いいたします。 8款土木費1項1目土木総務費は、職員人件費のほかは法定外公共物また新たな王子製紙跡地の管理業務などの経常的な経費であります。 167ページをお願いいたします。 説明欄7の日足地区災害危険区域地形図作成については、県の輪中堤設置事業に必要な災害危険区域の指定に基づく図面の作成であります。 2目用地費は、用地購入事業に係る事務的経費であります。 次の168ページをお願いいたします。 2項1目道路橋りょう総務費は、道路の整備促進に要する経常経費で、本年度は道路台帳整備を行う年度となっております。なお、説明欄3の私道工事補助金は、4件の見込み計上であります。 2目道路維持費は、市道全体の維持修繕費の計上であります。 3目道路新設改良費は、市道の新設改良や舗装工事を予定するもので、説明欄2の下田丸山橋線は、丸山橋から第一下田橋までの市田川沿いの道路で延長600メートルの舗装整備を、次の171ページをお願いいたします。説明欄3の新宮駅前東雲町線は、オークワ駅前店から熊野地あけぼの線に抜ける道路で、延長410メートルの舗装整備を行うものであります。4の西敷屋篠尾線は、国道168号より分岐し篠尾集落を結ぶ道路で、延長66メートルの落石防護対策を施すものであります。5の東敷屋小津荷線は、旧国道168号として東敷屋地区と西敷屋地区を結ぶ道路で、延長30メートルの法面防護対策の設計などを、9の日足地区避難路は、熊野川町日足の神丸から中学校の裏手を通り小学校へ抜ける延長900メートルの避難路整備に向けて詳細設計を行うものであります。10の能城山本線は、能城集落から国道168号に接続する道路で、接続点付近がたびたび冠水するため、傷んだ暗渠管などの改修を、11の西敷屋小津荷線は、西敷屋地区より本宮町へ通じる国道168号の迂回路ともなる道路で、局部改良に伴う拡幅工事を行うものであります。 4目橋りょう維持費は、維持修繕を除き、説明欄3の医療センターの東側に係る市梨橋の落橋防止工事を、4では昭和32年架設の第一王子橋の橋脚の耐震補強工事を、5では県の荒木川河川改修に伴う第一荒木橋の橋梁かけかえ工事を、恐れ入ります、次の173ページの説明欄6ではスーパーセンターから木ノ川へ向かう昭和63年架設の複数橋の補強設計業務を行うものであります。 次の5目交通安全対策事業費は、路肩改良や道路区画線の設置、道路照明灯の設置のほか、説明欄4の内ヶ坪踏切では、田鶴原町から城南中学校へ向かう踏切で、小中学生の通学路でもあり、拡幅工事を実施し、安全を図るものであります。 6目駐輪場管理費は、放置自転車の撤去処分など新宮駅東駐輪場及び西駐輪場の維持管理に要する経費であります。 174ページをお願いします。 3項1目河川総務費は、主に市田川排水機場操作業務などの管理経費であります。 2目河川維持費は、河川の維持修繕が主なものでありまして、説明欄3のなげり谷川では、能城集落内を流れる普通河川で、断面が小さく、たびたび氾濫することから、浸水対策のための改修工事を行うものであります。 176ページをお願いいたします。 4項1目港湾管理費、説明欄1の港湾施設管理業務については、黒潮公園と荷さばき施設などの管理を、また県から移譲された岸壁、荷さばき地及び船舶給水施設の管理に要する経費で、説明欄2の新宮港保安対策事業は、外航船入港時の警備及び監視に要する負担金であります。3の新宮港湾会館管理費は、本年度より新宮港湾財団の寄附を受けて管理を行うもので、5の新宮港客船誘致事業では、客船数の増加及び乗船客の市内への誘導を図るため、無料シャトルバスの提供や観光ガイドによる案内、ノベルティーグッズの配布など、積極的なポートセールスを実施するものであります。 次の178ページをお願いいたします。 5項1目都市計画総務費は、都市計画区域の管理及び見直し、また都市計画審議会に要する経費など経常的な事務経費であります。説明欄5の都市計画道路網再整備業務は、都市計画道路15路線のうち11路線について、都市計画マスタープランに基づく道路網計画の再構築を行うものであります。 2目街路事業費、説明欄1の上本町磐盾線道路は、登坂橋かけかえ工事の最終年度となる委託料、そして用地購入及び物件移転補償金であります。2の上本町磐盾線は、国道42号から熊野速玉大社まで約160メートルの電線類の地中化を行うもので、本年度は詳細設計を行うものであります。 180ページをお願いいたします。 3目都市下水路費は、都市下水路改修と維持修繕並びに12カ所の水中ポンプ運転に要する経費などであります。説明欄4の川原田排水区下水路は、光洋中学校の東側の道路で、延長170メートルの下水路にふたをするもので、7の広角雨水排水区下水路は、県道あけぼの広角線の開通に伴い、延長600メートルのうち150メートルの下水路整備を実施するものであります。 4目公園費は、都市公園の清掃や維持修繕費が経費の主なものであります。 183ページをお願いいたします。 説明欄5の広角防災緑地整備工事は、那智勝浦新宮道路残土処分用地を防災緑地として立ち入り防止柵、道路、張り芝、水道の本管引き込みなどを整備するものであります。6の大浜緑地整備事業は、津波対策として大浜堤防の補完的機能を兼ね備えた盛り土などによる緑地整備を進めるに当たり、測量設計や土質調査を実施するものであります。 次の184ページをお願いいたします。 6項1目住宅管理費は、市営住宅の維持修繕と管理経費が主なものであります。説明欄2の市営住宅維持修繕管理費は、南丸山団地11戸の景観改善工事を予定しております。6の和歌山県住宅新築資金貸付金等回収管理組合は、県下8市町で設立した一部事務組合に対する分担金であります。 次の186ページをお願いいたします。 9款消防費1項1目常備消防費、説明欄2の消防職員教育は、救急救命士に関する教育、また消防大学校、県の消防学校での専科教育火災調査科などの受講を予定するものであります。そのほかの事業は、救急活動や県の防災ヘリコプター運行に係る負担金など常備消防に係る経常的な経費であります。 188ページをお願いいたします。 2目非常備消防費は、消防団員345人の報酬と火災出動の際の出動報酬、消防団の運営や訓練などに係る経費であります。 190ページをお願いいたします。 3目消防施設費では、次の193ページをお願いいたします。説明欄6の消防ポンプ自動車では、平成11年度に整備した「かさまる」の老朽化に伴い、緊急消防援助隊の登録車両として更新するものであります。8の耐震性貯水槽設置は、大規模災害時にも有効な防火貯水槽を整備するもので、神倉地区に60トンの貯水槽を設置するものであります。9の消防救急デジタル無線整備では、県域全体で整備しているもので、本年度は整備事業に係る契約を予定し、事業費については平成26年度になる見込みであります。 4目水防費は、消防団の水防活動に要する経常経費と市田川などの各樋門操作経費であります。 194ページをお願いいたします。 ○議長(辻本宏君)  議案説明中でありますが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午前10時59分--------------------------------------- △再開 午前11時13分 ○議長(辻本宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 議案説明を続けます。 向井財政課長。 ◎財政課長(向井雅男君) (登壇) それでは、10款教育費1項1目教育委員会費は、教育委員4人の報酬と経常的な経費であります。 2目事務局費では、恐れ入ります、次の197ページをお願いいたします。 説明欄10の教育活動支援プログラム事業では、少人数学習のほか発達障害児童生徒へのサポート体制や中学校における不登校、いじめの未然防止、生徒指導などの充実を図るものであります。 13の適用指導教室では、はばたきの家の運営経費を、14の自然体験エリア管理費では、たんぼ水族館の老朽化した木道及び柵の改修を行うものであります。 17の学校防災教育推進事業では、逃げる防災を基本に、群馬大学片田教授の指導を仰ぎ、模擬授業や意見交換会など、防災教育の推進を図るものであります。 18の学校施設等非構造部材耐震化では、幼稚園及び小中学校の天井材や照明器具、また体育館内のつり物など落下防止対策調査を行うものであります。そのほかの事業では、総合的学習の推進や学力推進のサポート事業、熊野川小学校と中学校のスクールバスの運行などを行うものであります。 次の198ページをお願いいたします。 3目育英奨学事業費、説明欄1の育英奨学補助金では、経済的理由で高校や大学などへ進学困難な子供に対し、奨学金を支給するもので、支給対象者は71名の予定であります。 2の育英奨学基金では、これまで貸し付けた奨学金の25年度の返還金を原資に基金への積み立てを行うものであります。 200ページをお願いいたします。 2項1目学校管理費は、主には小学校5校の維持運営に係る経費であります。 説明欄8の小学校太陽光発電設備では、県の地域グリーンニューディール基金を活用し、中核避難所である王子ヶ浜、三輪崎及び熊野川小学校へ太陽光発電設備を整備するものであります。 9の小学校屋上避難階段整備では、津波避難場所となる三輪崎小学校の2階屋上から3階屋上への外部階段を設置するものであります。 2目教育振興費は、理科教材や図書、その他教育教材の購入、学用品費などの就学奨励援助費及び教育用コンピューターの借り上げ料などが主なものであります。 202ページをお願いいたします。 3目学校給食費は、小学校5校の給食に係る嘱託栄養士及び調理員などの賃金ほか、給食に係る経常的な経費が中心であります。なお、学校給食費一般経費では、給食会計の公会計化に伴う賄い材料費を計上するものであります。 4目学校整備は、説明欄1の神倉小学校屋外運動場芝生化事業として日本スポーツ振興センタースポーツ振興くじ助成金を活用し、神倉小学校の運動場約5,408平方メートルの芝生化を行うものであります。 次の204ページをお願いいたします。 3項1目学校管理費は、中学校5校の維持運営に係る経費であります。 説明欄8の外国語指導助手招致事業では、2名の賃金及び赴任旅費などの経費であります。 11の中学校検定受験料では、学力向上や学習意欲の向上を図るため、英語検定または漢字能力検定に対し、受験1回に限り、1,000円の補助を新設するものであります。 2目教育振興費は、理科教材や図書その他教育教材の購入及び学用品費などの就学奨励援助費が主なものであります。 207ページをお願いいたします。 説明欄4の教育用コンピューターリース料では、教育用コンピューターの借り上げ料及び試験導入しておりました校務支援システムの導入により校務能率の向上を図るものであります。 3目学校給食費は、緑丘中学校及び熊野川中学校の学校給食に係る経常的な経費であります。また、城南中学校における学校給食を平成26年度から開始するための施設整備費など計上するものであります。 208ページをお願いいたします。 4項1目幼稚園費は、3園の維持運営に要する経費で、修繕料や園児用備品と人件費などの経常的経費であります。 2目幼稚園給食費は、3園の給食に係る嘱託栄養士及び調理員の賃金など、給食調理場の運営経費であります。なお、給食会計の公会計化に伴う賄い材料や、蓬莱小学校の給食調理場の改修経費などを計上しております。 212ページをお願いいたします。 5項1目社会教育総務費、説明欄1の土と水と緑の学校開催では、高田地域を中心に、新宮、京阪神及び名取市の子供たちと自然の大切さを学ぶ体験学習を開催するものであります。 説明欄3から7までの事業については、各種生涯学習講座の開催で、6の新宮市民大学開催では、明治大学と連携し、公開講座の開催を予定するものであります。 8の教育コミュニティー推進事業では、地域教育コーディネーターと学校支援ボランティアなどの協力により、登下校の見守り隊など、各学校が必要とする取り組みを支援するものであります。 214ページをお願いいたします。 2目文化振興費は、市展や県展、市民音楽祭や伝統芸能大会の開催、また説明欄5の熊野芸術文化セミナー開催では、東京の文化学院と連携し、セミナー及び絵画作品展などを開催するものであります。 3目文化財保護費は、文化財の保存調査などを行うもので、説明欄2の世界文化遺産関連では、登録9周年を迎える世界遺産の啓発用グッズの作成や講演会の開催を、恐れ入ります、217ページをお願いいたします。真ん中ほどの説明欄5及び7の熊野学では、これまでの研究成果から特別展熊野展の開催を、また首都圏では熊野学フォーラムを開催し、情報発信を行うものであります。 6の新宮城跡整備では、文化庁の補助を受け、天守台石垣復元のための調査設計を、9の世界遺産保存修理補助金では、熊野速玉大社が国、県の補助を受けて実施する倒壊が危惧されている天然記念物ナギの再生事業に対する助成を行うものであります。 219ページをお願いいたします。 説明欄13の史跡蓬莱山等測量では、国指定史跡を目指すため、蓬莱山佐野王子跡、浜王子跡の地形図の作成を、14の文化ウォークでは、文化資源をめぐるイベントを、15の世界遺産熊野参詣道修繕では、昨今の台風に伴う大雲取越の斜面修繕を実施するものであります。 4目佐藤春夫記念館費は、記念館の管理運営に係る経常的な経費であります。 220ページをお願いいたします。 5目歴史民俗資料館では、資料館の管理運営費のほか、市指定文化財の御正体について重要文化財を目指すための基礎調査、また講演会の開催を予定しております。 6目公民館費は、公民館の本館事業で絵画教室などの公民館講座の開催や、親善スポーツ大会を実施し、公民分館事業では、7分館の自主的な事業を実施するものであります。なお、本年度は高田会館の耐震補強設計と側溝修繕を実施するものであります。 222ページをお願いいたします。 7目市民会館費は、主には会館運営に必要な維持管理に要する経費であります。 8目図書館費は、図書の購入や資料整理など一般的な図書館の管理運営経費の計上で、恐れ入ります、225ページをお願いいたします。説明欄、真ん中あたりの6の図書館利用促進事業では、県の緊急雇用事業を活用し、図書に親しんでもらうイベントの実施など、利用しやすい環境と学習の機会を提供するものであります。 次の9目人権教育推進費は、子供会活動を支援し、人権意識の高揚や自発的な学習の支援などを行うもので、恐れ入ります、227ページをお願いいたします。説明欄5の人権教育総合推進事業、次の6の地域青少年自主学習活動支援事業では、地域内における児童生徒の学力向上と支援体制を構築することにより、地域の教育力の向上を図るものであります。 次の10目教育集会所費は、春日、松山教育集会所の管理運営に係る経費であります。 228ページをお願いいたします。 11目少年相談センター費は、補導協力委員の方々の協力を得て運営する相談事業などに係る経常的な経費が中心であります。 12目勤労青少年ホーム費は、施設の維持運営に係る経常的な経費であります。 13目青少年健全育成費は、スポーツ大会開催などへの助成や、指導者の育成事業を行うものであります。 次の232ページをお願いいたします。 6項1目保健体育総務費は、主に各種スポーツ団体への補助金、負担金などと経常的な経費であります。2目体育施設費は、経常的な各体育施設などの維持管理、並びに運営に係る経費で、恐れ入ります、235ページをお願いいたします。説明欄、一番下の8のB&G海洋センターについては平成25年4月からのオープンを、恐れ入ります、237ページをお願いいたします。真ん中ほどの説明欄11の蓬莱テニス場では、経年劣化や台風12号の浸水に伴う人工芝の全面張りかえ工事を、その下の13の高田自然プールでは、平成25年7月に開設を、恐れ入ります、239ページをお願いいたします。説明欄、上段の16の学校開放等施設管理費は、城南中ナイター設備の修繕や丹鶴、蓬莱体育館を初め、各小中学校体育館の学校開放に伴う維持管理費を計上するものであります。 3目スポーツ振興事業費は、主に市民の健康づくり教室と駅伝など、各種競技大会の開催などに要する経費で、本年度は台風12号災害関係で中止をしておりました熊野川カヌーマラソン大会の再開を、地域内外から多くの方々の御参加をいただきました第1回天空ハーフマラソン大会は第2回目を開催し、さらに地域振興を図るものであります。また、平成27年に開催される紀の国わかやま国体を控えて新宮で開催される野球及びサッカー競技のための施設整備に向け、取り組むものであります。 次の240ページをお願いいたします。 11款災害復旧費については、全て台風12号災害に伴う復旧事業費であります。 まず、1項1目農地災害復旧費でありますが、説明欄1の農地災害関連単独事業では、国庫補助事業の採択を得られなかった木ノ川地内ほか5カ所の農地復旧を行うものであります。 2の神丸地区農地では、4.6ヘクタールの換地業務を実施していくための確定測量と換地処分登記を行うものであります。 3の上長井地区農地から6の口高田地区農地までの4地区については、総面積2.55ヘクタールの農地復旧工事を実施するものであります。 次の2目農業用施設災害復旧費でありますが、恐れ入ります、243ページをお願いいたします。説明欄1の農業施設災害関連単独事業では、国庫補助事業の採択を得られなかった水路や農道の修繕など、高田地区ほか4カ所の復旧を行うものであります。 3目林業施設災害復旧費でありますが、説明欄1の林道ホイホイ坂線では、決壊した路肩など総延長158メートルの復旧工事を、2の林道災害単独復旧事業では、国庫補助事業の採択を得られなかった林道田長谷線ほか、4路線の復旧修繕を行うものであります。 次の244ページをお願いいたします。 2項1目道路橋りょう災害復旧費でありますが、東敷屋小津荷線道路における延長100メートルにわたる地すべり防止対策を、平成25年度までの3カ年で実施しているものでありまして、最終年度は主に植生ネット、法面成形を実施するものであります。 246ページをお願いいたします。 3項1目その他公共施設・公用施設災害復旧費でありますが、説明欄1の事業では、熊野川温泉さつきの復旧に向け、温浴施設や厨房施設など再開に当たっての復旧工事費を計上するものであります。 2の木ノ川字立石法定外水路及び3の佐野字永田地内法定外水路では、崩壊した法定外水路総延長280メートルの災害復旧を実施するものであります。 次の248ページをお願いいたします。 12款公債費でありますが、1項1目の元金は、財政融資資金、簡易保険局など長期債の償還元金313件であります。 2目利子は、1目と同様、財政融資資金などからの長期債に係る利子379件分と、一時借入金に係る支払い利息の見込み計上であります。 次の250ページをお願いいたします。 13款1項1目は、予備費として500万円の計上であります。 以上が歳出であります。 続きまして、歳入でありますが、初めに戻りまして12ページをお願いいたします。 2歳入1款市税は、総額で30億9,148万9,000円で、ほぼ前年度並みの計上であります。 1項1目個人市民税は、住民税の雑損控除の減少などに伴う1.4%の増収見込みを、2目法人税は、収入見込みなどを勘案し、5.1%の増収を見込み計上しております。 2項1目固定資産税は、地価の下落、海洋研究開発機構「ちきゅう」の償却資産などの影響を考慮し、前年度より8,144万2,000円、5.4%の減であります。 3項1目軽自動車税は、平成24年度の収入見込みなどを勘案し、2.1%増の見込み計上であります。 恐れ入ります、14ページをお願いいたします。 4項1目市たばこ税は、県と市町村の税率が変更されることに伴い、23.7%増の見込み計上であります。 5項1目入湯税については、引き続き熊野川温泉さつきの休業により、微増の見込み計上であります。 2款地方譲与税、1項1目地方揮発油譲与税は、実績見込みにより200万円減の2,800万円に、2項1目自動車重量譲与税、次の3項1目特別とん譲与税については、前年度並みの計上であります。 3款利子割交付金は、地方財政計画と実績見込みにより、前年度と同額の計上であります。 16ページをお願いいたします。 4款配当割交付金、5款株式等譲渡所得割交付金、6款地方消費税交付金及び7款自動車取得税交付金についても、地方財政計画と実績見込みにより、それぞれ記載の金額を見込み計上しております。 8款地方特例交付金は、前年度と同様に、個人住民税における住宅借入金等特別税額控除の減収補てん分のみとなりますことから、前年度と同額の計上であります。 9款地方交付税でありますが、普通交付税については地方財政計画では、地方公務員給与費が削減される一方で、地域の元気づくり事業費の新設など2.2%の減となっておりますが、交付実績と予算額との乖離などを勘案し、説明欄のとおり、普通交付税は1.0%増の49億円を見込んでおります。一方、特別交付税は、災害などの特殊要因に対して交付されるという性格などから、引き続き台風12号災害関連経費の算入は見込まれるものの、災害ごみ処理の完了に伴う算入減などにより2,000万円減と見積もり、10億4,000万円を見込み、全体では0.5%増の59億4,000万円の計上であります。 10款交通安全対策特別交付金は、前年度より6%減の548万2,000円の見込み計上であります。 11款分担金及び負担金は、総額でほぼ前年度並みで1%の減であります。 恐れ入ります、18ページをお願いいたします。 12款使用料及び手数料は、体育施設使用料の増など、総額で2.3%の増を見込んでおり、その内訳は、1項1目総務使用料から、22ページの5目消防手数料まで、いずれも説明欄記載のとおりとなっております。 22ページをお願いいたします。 13款国庫支出金は、台風12号災害復旧事業の減少から国庫負担金が大幅減となりますが、生活保護費の国庫負担金が増となり、全体では1億1,505万4,000円、4.9%の減となっております。そのほかの内訳は、1項1目民生費国庫負担金から、26ページの3項3目土木費委託金まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 恐れ入ります、26ページをお願いいたします。 14款県支出金は、総額で1億6,358万7,000円、18.8%の増となっております。主な要因は、27ページの説明欄、下から6行目、4行目の老人福祉施設整備関連の補助金、また29ページの説明欄真ん中あたりの地域グリーンニューディール基金活用事業補助金が増となったことが主な要因であります。そのほかの内訳は、30ページの2目土木費委託金まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 恐れ入ります、30ページをお願いいたします。 15款財産収入は、1項1目財産貸付収入から2項4目有価証券売り払い収入まで、その内訳については説明欄記載のとおりでありますが、土地開発公社の解散による新宮港土地貸付料の増額に伴い、総額で66.3%、2,330万7,000円の増となってございます。 次に、16款寄附金は、いずれも目の設定であります。 恐れ入ります、32ページをお願いいたします。 17款繰入金は、総額で2,542万5,000円、65.2%の増であります。 2項1目基金繰入金、説明欄1の育英奨学基金繰入金では、育英奨学基金制度の財源の一部として繰り入れを予定するもので、次の2の減債基金繰入金では、起債の償還財源として3,000万円を繰り入れるものであります。 次の18款繰越金は、目の設定であります。 19款諸収入は、総額で1億2,609万8,000円、134.4%の大幅増となっております。この主な要因は、35ページの説明欄真ん中あたりで、公会計化に伴う給食費負担金の皆増であります。また、次の37ページの説明欄上から2行目の神倉小学校の芝生化に伴うスポーツ振興くじ助成金の受け入れが主な要因であります。そのほかの内訳は、いずれも説明欄記載のとおりであります。 36ページを恐れ入ります、お願いいたします。 20款市債は、1項1目総務債から38ページの9目臨時財政対策債まで、事業債の名称並びに充当率は、説明欄記載のとおりであります。総額、18億9,500万円のうち、各事業に充当した災害復旧関係が、3億4,090万円、過疎対策債の事業関係が4億1,630万円であります。合併特例債については、1目総務債の庁舎建設事業と5目土木債の公園整備事業、7目教育債の中学校改修事業の合計1億5,600万円を予定しておりまして、合併特例債の残りの発行可能見込み額は、47億1,370万円となっております。 以上が歳入の内訳であります。 恐れ入りますが、6ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為でありますが、都市計画道路網再整備業務につきましては、2カ年をかけて都市計画マスタープランに基づく道路網計画の再構築を行うことから、本年度予算計上分を除いた残りの金額を限度額として計上するものであります。 次の消防救急デジタル無線整備事業は、各市町村が共同で整備しているもので、本年度から3カ年計画での整備事業が予定されているため、新宮市の事業費負担分を限度額として計上するものであります。 次に、7ページの第3表地方債でありますが、退職手当債ほか24件で、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、記載のとおりであります。なお、限度額の合計につきましては、先ほどと同様、18億9,500万円であります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(辻本宏君)  以上で、議案第1号の説明を終わります。 本案について質疑に入ります。質疑については、これを分割して行います。 市当局は、質疑に対し、明確な答弁をお願いします。 まず、第1条歳入歳出の予算、歳出、1款議会費40ページから2款総務費87ページまで、質疑を行います。 11番、田花議員。 ◆11番(田花操君)  51ページの一番下の庁舎建設事業、きのうもいろいろ質疑させていただいて、実際の平成24年度が繰り越しを一部している中で、今回この詳細設計費を計上されておる。全体の平成25年の、そうしたら業務工程というのはどんな形なのか。 ○議長(辻本宏君)  上路総務部次長。 ◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君)  昨日も御説明申し上げたところなんですけども、平成24年度の事業の一部を繰り越していく予定としてございます。繰り越した事業については、6月をめどに完了したいと思っておりまして、その後に実施設計の業務を行っていきたいと考えてございます。 ◆11番(田花操君)  そうしたら、実施設計になれば当然事業費の積算まですると。だから、入札に付せるような仕様書を最終的につくっていくということか。 ◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君)  議員おっしゃるとおりでございます。 ◆11番(田花操君)  そうしたら、今、平成24年の繰り越しされている基本設計というのがもとになるから、そこが一番大事なポイントになると思うし、もうそれがある程度固まれば、当然それに基づいた詳細設計になっていくんであろうから、相当内部でも基本設計、基本計画について、やはり市民のパブリックコメントも含めて市民を置き去りにしたような進め方じゃなしに、十分市民にも説明をして進めていただきたいというふうに思いますが、いかがですか。基本設計できた時点で、パブリックコメントか市民の意見を聞く場をぜひ設けて、市民の声も反映させていただきたい。 ◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君)  私どもも基本計画、基本設計が終わった段階では、当然パブリックコメントを実施する予定にしておりますが、それにも増して、まだその前座として議会側との調整といいますか、議員の意見もいろいろお聞かせ願えた上で計画を進めていきたいと考えてございます。
    ◆11番(田花操君)  だから、両方うまく調整しながらよりよいものを目指していただきたいというふうに思います。 それから、53ページ、企画費の中の説明欄の5番の協働のまちづくり構想推進事業、この協働のまちづくりについては、みんなの協議会のあり方を含めて、昨年の決算委員会でも指摘されており、12月議会までに市長としてみんなの協議会のあり方、協働推進のあり方を12月議会で最終的に市長として考えを示したいという形で冒頭でしたか、市長の考えを聞きましたけど、いずれにしても内容が曖昧で、具体的に何を目指して市長はやっていっているんかというところから、平成25年度の予算についても当然見直し、変更があるんかなと思ってたのが、同じようにこの協働のまちづくりを進めていくと。それの支持母体というか、活動部隊がみんなの協議会として位置づけられているんではないかというふうに思いますけど、市長はいかがですか。 ○議長(辻本宏君)  田岡市長。 ◎市長(田岡実千年君)  12月議会でも申し上げましたが、平成25年度末まで委託している中で、そこで一旦、その事業を終わりまして、今年度中に来年度からの取り組みについていろいろ考えていきたいと、そういうふうに思っております。 ◆11番(田花操君)  これだけの予算もとり、ずっと市長就任以来、協働のまちづくりという形で進めてきて、その協働のまちづくり構想というこういった構想の思いの中で、市長は具体的にまちづくりの中でどう協働のまちづくりをするかというのがなかなか見えてこない。みんなの協議会という市長の私的諮問機関にもかかわらず、ここが事業補助を出し、県からお金をもらい、そういった事業が市長のみんなの協議会はどちらかといえば応援団のように、私たちから見れば映ってないと。だから、ぜひこの件については、組織も協働推進課というのをつくって4年間やってきて、どういうものが成果として出てきたのかというのが、私たちには伝わってきてないのが現実です。市長の任期10月までの中で、一定の成果、新宮市の協働推進課の方向、あり方を示す、そういった指針のようなものをつくり上げるというお考えなのか、もう今の市長の任期の中で今までやってきたようなやり方で進めていくのか、その点、市長、いかがですか。 ◎市長(田岡実千年君)  協働のまちづくりとは、基本的に官民一体といいますか、公務員、そして民間人、また各種団体、それぞれの立場の違う方々が一つの目的に向かって一緒にやっていこうというのが基本だと思っております。そういう中で、今、ここ2年ほどの取り組みの中でそういうかかわりがまだまだちょっと少ないというふうに感じておりまして、平成25年度では、もっと公務員の方々と民間の方々ともっと密接にかかわれるような、そういうことをやっていきたいと思っておりまして、それがうまくいけば、また平成26年度以降、新しい形でぜひやっていきたいと、そういうふうに思っております。 ◆11番(田花操君)  せっかく市長が就任して進めて4年間くる中で、一定の新宮市の協働推進のあり方はこういう方向、こういう将来を見据えたものといったそういう指針をぜひつくって、この4年間のこの時間を無駄にしないように、ただわいわいがやがやとで終わったという話にはならんので、ぜひ一定の次の世代に示すようなものをつくっていっていただきたいというふうに思います。 それから次に、59ページ、12目の情報推進費の中での説明欄の1番の総合行政ネットワーク構築事業というのは、具体的にはどんなことをしようとしているか。 ○議長(辻本宏君)  岡田情報推進課長。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  行政のネットワークに関する経費に当たりますけども、全国のLGWANネットワークとか、市のネットワークに対しての対応した経費になっております。 ◆11番(田花操君)  この構築事業の目的というのは、各自治体の情報の交換の場合いうことか。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  いろいろありますけども、当然そういう各自治体、国、県、市町村との連絡交流、また庁内ネットワークに関する各団体とのネットワークとの交流という形になっております。 ◆11番(田花操君)  そうしたら、今、皆さん職員一人一人、パソコンを持っている。それがこういうネットワークで当然つながっていっているということなのか。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  そのとおりでございます。 ◆11番(田花操君)  そうしたら、このネットワークのホストというか、どこにあるんですか、ホストになるところは。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  ネットワークの機器については、うちのコンピューター室のほうに入っております。 ◆11番(田花操君)  これが全国ネットでずっとつながって。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  ネットワークについては、各ネットワークの拠点がありますので、そちらの方に接続している状態でございます。 ◆11番(田花操君)  それはどこにあるんですか。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  県であったり国という形になってます。 ◆11番(田花操君)  県というのは県庁にあるということか。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  そうです。 ◆11番(田花操君)  結構、1,700万円、これ毎年度要るのか、これだけの経費というのは。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  経費については機器の使用料であったり保守料等でございます。 ◆11番(田花操君)  だから、毎年度これだけの費用が要ってくる。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  そのとおりでございます。 ◆11番(田花操君)  それから、次の2番目のケーブルテレビ地域情報化推進というのは、これは町内でケーブルテレビを見てるという、その費用ですか。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  ケーブルテレビの送信、今、文字放送とかを行っている部分あるんですけども、それに対しての機器への保守料という形になっております。 ◆11番(田花操君)  そうしたら、このケーブルテレビへ新宮市の情報を流してもらうためのそういう費用ということか。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  はい、そのとおりでございます。 ◆11番(田花操君)  今、ケーブルテレビの普及率というのはどのくらいまで、減っていきよるんか、ふえよるんか。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  水害があった台風12号以降、一旦下がったんですけども、今、旧新宮市内ですけども、大体約24%ほどの加入率になっております。 ◆11番(田花操君)  24%。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  はい。 ◆11番(田花操君)  目標はどのくらいまで、やっぱり少な過ぎるような感じもするし。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  目標は、約30%を目標にしておりますけども、旧新宮市内はアンテナによる受信が可能なため加入率が低いという状況になっております。 ◆11番(田花操君)  だから、これも導入されて、これはもう当時、情報化社会の流れの中で期待されて、ぜひこれを有効利用していくべきではないかという形で、結局はソフトの中身がなかなか思ったように市民に受け入れられてないというのが伸び悩んでいる原因の一つなんかな。そういった、このケーブルテレビの会社なんかと、そういう普及とか今後の運用、いろんな面についての話し合いをするというのはされてあるか。 ◎情報推進課長(岡田清則君)  いろいろとサービスの提供というのは、ケーブルテレビ会社の方針があると思いますけども、それに対してうちのほうからは、いろいろキャンペーンをしていただいたりとかそういう費用負担についての減少をしてもらうような感じのキャンペーンとかという部分については、いろいろとお話はさせていただいております。 ○議長(辻本宏君)  質疑中でありますが、昼食のため午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午後零時01分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○議長(辻本宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 11番、田花議員。 田花議員、質疑は簡単に、自分の思い、考えは一般質問でお願いします。 ◆11番(田花操君)  いや、それは、もう今認められて来てあるしね、議会改革の中でも。 ○議長(辻本宏君)  よろしくお願いします。 ◆11番(田花操君)  意見も重要な議員の権限というか、だから進んだことはそういうふうに余り会議を引き延ばすようなそういうやり方というのは…… ○議長(辻本宏君)  質疑と質問は難しい、分別は難しいところありますけれども、一応会議規則でも決まっておりますので、御協力よろしくお願いします。 ◆11番(田花操君)  前田さん、ちょっと一言言うたって、議事進行のこと。 ○議長(辻本宏君)  11番、田花議員、どうぞ。質疑をお願いします。 ◆11番(田花操君)  63ページの支所費の中で、三輪崎支所経費の件で、市長、新庁舎の建設、公共施設の更新、建てかえをほとんどされる中で、前から三輪崎支所を建てかえていくべきじゃないんかということはもう市長も現状よくおわかりかと。市長も三輪崎で住まわれ、三輪崎出身やし、ぜひ三輪崎支所も早いこと、今の市民ニーズに対応したような施設に建てかえていくべきやろうと、防災のことを考えると、あの支所のあの形で災害の三佐木地区の拠点になる道理はないと思うし、私も三輪崎でお世話になったんで、ぜひ市長は三輪崎のちょうど支所の裏手に住まわれているから、ぜひ建てかえしていくべきやろうというふうに思いますが、市長はいかがですか。 ○議長(辻本宏君)  田岡市長。 ◎市長(田岡実千年君)  就任以来、三輪崎支所の建てかえについては、内部でもいろいろ協議をしているところでありまして、議員おっしゃるように、なるべく早く整備したいという気持ちは持っております。 ◆11番(田花操君)  ぜひ、三輪崎の方にも夢というか、やはり支所と言っても市民の大事な施設なので、ぜひ地域の方の利用しやすいようなそういう施設に衣がえをしてあげていただきたいと思います。 後の人もたくさんおるんで、あと1、2点だけ。 79ページ、この防災費の中で、説明欄の5番目の水害対策事業で河川監視カメラを設置するという予算が出てますけど、説明を聞きますと、県管理の河川のところへわざわざ市がこういうカメラを設置して監視していくというのは、なぜ市が独自でカメラを設けなければならないのかと。それというのも直轄河川なんかは、直轄河川管理者がそういうようなカメラを、市田川にしても本川にしても設けて、その情報を河川管理者として関係のところへ提供してるというそういった河川管理者の本来の責任ではないかというふうに思う。そういった中で、こういった河川監視カメラを設けて、これをどう使おうとしやるのかお伺いしたい。 ○議長(辻本宏君)  井上防災対策課長。 ◎防災対策課長(井上登君)  台風12号の災害を踏まえまして、やはり人命優先、避難というところへつなぎたい。そういう中で行政局から遠く監視の目が行き届きにくいようなところを、今回は九重と宮井、それと西敷屋ということで予定をさせてもらってますが、そういう中でカメラで河川の水位の上昇、特に道路までどれくらいになったかというところを早くつかみたいということで、避難のための監視カメラという位置づけで予算要求させてもらいました。 ◆11番(田花操君)  河川管理者に対して、そういう河川情報をリアルタイムで防災対策に必要やから県に対してつけてくれと、必要なところへ、そういう申し入れというのはしなかったんですか。 ◎防災対策課長(井上登君)  一度、県のほうの担当者とある会議で一緒になりまして、その中で質問したことがあるんですけども、そういう中では、現状としてはそういうことは考えていないという返事でありました。 ◆11番(田花操君)  立ち話でするような問題じゃなしに、新宮市の防災対策上、こういったところの監視カメラが欲しいんやと、河川管理者としてぜひそこへ設けてくれということを言えば、河川管理者は絶対設けると思う。設けんことは絶対ないと思う。ぜひ県へ、県の責任ある立場の人に言うたら、つけてくれるやろうと思う。ぜひ一考願いたい。 次に、下の12番の緊急時ヘリポート離発着業務、これを市が緊急時のヘリポートの離発着のために委託料を、離発着あるなしにかかわらず、この業務委託料を払うと。ヘリコプターの運行主体が本来、離発着料を払わんといかんやつをうちが払いやるということかな。 ◎防災対策課長(井上登君)  紀南ヘリポートの関係なんですけれども、委託事項としましては、今言われましたように離発着業務というところを委託しております。あと救急患者搬送等のヘリコプターの緊急離発着業務いうようなことで委託しておりまして、うちが委託者として、受託者が株式会社紀南ヘリポートという形で結んでおります。 ◆11番(田花操君)  それは、ようわからんけど、紀南ヘリポート株式会社が通常の業務をしやると、そしたらヘリポートの運行事業者が緊急時の場合に、防災ヘリにしろ、ドクターヘリにしろ、それが飛んできてそこで離発着する場合だったら、その人らがそこの使用料というんか、ヘリポート使用料をそういった運航者が当然手続きして払っていくいうのが基本じゃないんかな。 私が言いたいのは、なぜ緊急時という名目で業務委託料を払わんといかんのかというそこだけを聞きたいんであって、本来なら防災ヘリにしても、ドクターヘリにしても、必要なときにヘリ運航者が当然、離着陸料、あるいは全ての手続きを紀南ヘリポート株式会社とやって事足りる話で、緊急時という名のもとでこういった委託支払い、業務の委託をするというのはちょっと、ヘリポート会社が行き詰ってあるから、こういう補填の仕方をしやるのか。 ○議長(辻本宏君)  渕上都市建設課長。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  これにつきましては、市のほうから株式会社紀南ヘリポートのほうへ、これについて金額いただいております。これは何かと言いますと、ヘリポートを運営していくためにはやっぱり離発着、それについてはいろんな業務については人件費がかかります。そして、確かに田花議員言われますように、着陸料で賄えたらいいんですけれども、例えば前回の12号台風のときなんかは、この災害で離発着した回数は約50回くらいありました。使用着陸料については、公共的なところでしたら株式会社としてはちょっといただいてないとか、そういう状況もあります。その中で人件費的な、ただ離発着するためにあければいいというのじゃなくて、管制業務とかそういうものがありまして、いろいろそこら辺が株式会社から、ここで言いますとヒラタ学園に委託したりしてますんで、そうような経費がかかるということで毎年度こういう形でいただいておりますので、それで御理解をお願いします。 ◆11番(田花操君)  はい、以上で終わります。 ○議長(辻本宏君)  12番、上田議員。 ◆12番(上田勝之君)  48、49ページの文書広報費の中で、新宮市情報発信(シティプロモーション)事業とありまして、説明時には認知度や知名度アップのための経費という御説明やったと思うんですけれども、これ緊急雇用創出事業ということですが、どういった事業なんですか。 ○議長(辻本宏君)  田中協働推進課長。 ◎協働推進課長(田中幸人君)  これは緊急雇用ということで、人件費も含まれておりますが、SNS、フェイスブックとかそういうものを使いながら新宮市の名前や地域性、そういうものをもっと推進していきたいなと考えてます。また新宮市出身の方で都会で事業をされてる方、そういう方にもお手伝いいただきながら、そういうところからさらに情報を広げていきたい、そういうようなことを取り組んでいきたいと思ってます。 ◆12番(上田勝之君)  フェイスブックとかを使われるということなんですが、具体的にどういったことに費用がかかるんですか。 ◎協働推進課長(田中幸人君)  もちろん、その情報を出すということもしますがある程度目的別と言いますか、例えば新宮市出身の方おりますんで、そういう方からアンケートのようなことをやるとか、そういうようなことでいろんな情報を分析したりとか、また商工観光課などとも協力し合いながら新宮市の売り込みというような形で情報を出していくということができたらと思ってます。 ◆12番(上田勝之君)  少しこの認知度や知名度アップということとは若干、今の御説明では違うような気がするんですが、いかがでしょうか。 ◎協働推進課長(田中幸人君)  もちろん、新宮市の持ってる財産的なもの、そういうものを皆さんに知っていただくとかいうこともフェイスブックなどで、ホームページでもやってますが、そういうことをどんどんしていくということで、なかなか目に見えるものではないですが、一つの取り組みとしてしていきたいと考えてます。 ◆12番(上田勝之君)  つまり、現在もされてますよね。どういった内容を充実されるとか、そういったような具体策等々、どういう事業なのかということがちょっと不透明なんじゃないかなと思うんですが。 ◎協働推進課長(田中幸人君)  現在もしておりますけども、その中で例えば我々としては、新宮のイメージというようなものもアンケートなどによってつかんでいきたいなと、そういうことも考えておりますし、今後そういう交流人口をふやすための情報発信、あるいは定住につながるような情報発信とかそういうことも含めてと考えてます。 ◆12番(上田勝之君)  おっしゃられる意味はよくわかるんです。狙いとしてはよくわかるんですけど、その内容的に、プロに頼むんであるとか、いわゆるフェイスブックやSNSを使う専従者のための人件費だとかといったような具体的なとこが、その狙いは今、課長、御説明いただいたとこだと思うんですけれども、具体的に専従として緊急雇用でその方を充てておくというようなことなのか、それといわゆるコンテンツというか内容といったようなところをプロに頼むんだとかというようなことを考えておられるのかどうかということです。 ◎協働推進課長(田中幸人君)  ここで雇用する臨時職員については、主にそういう専門的に取り組んでいただく予定にしております。また、プロモーション的なプロの御意見というのは、当然、伺いたいと思っております。 ◆12番(上田勝之君)  続いて、60、61ページで、行政局費で地域おこし協力隊事業、これは以前、並河議員が一般質問等で取り上げられていた事業だとは思うんですけれども、具体的な事業計画を教えていただければと。 ○議長(辻本宏君)  伊藤熊野川行政局長。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(伊藤順司君)  この事業でございますけれども、御存じのとおり、台風12号から人口の減少や高齢化が進んでおりまして、地域によっては地域力の維持、強化を図ることが大切な地域もございます。その中で、地域おこし協力隊3名を雇用いたしまして、地域の交流拠点づくり、九重小学校を拠点としまして、ブックカフェであったり、地域住民が定期的に集まれる交流可能な場所づくり、また地域資源の開発及び振興に関する活動、例えば九重茶の振興・継承等、地元の野菜をつかった産品の開発等も考えております。また、自然学校の企画、運営に関する活動で、旧熊野川町ではカヌーでまちづくりということで進んでおりましたが、現在それもなされておらない状態でございますので、カヌーを利用した川下り、農林業の体験など、いろいろな企画、運営を行う活動、また広報活動もするというふうに考えております。 ◆12番(上田勝之君)  ただいまの行政局長の御説明ですと、3名の方を雇用されると言われたんですけど、これは市が直接雇用という形をとられるんですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(伊藤順司君)  これは、NPO法人に委託しまして、そこで3大都市から3名の方に来ていただいて活動するということでございます。 ◆12番(上田勝之君)  そうしますと、そのNPOにこの労務賃金も委託でお支払いするということですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(伊藤順司君)  賃金のほうは行政局でもって支払いするということです。 ◆12番(上田勝之君)  その労務賃金は、その3名の方に行政局からお支払いするんですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(伊藤順司君)  そのとおりでございます。 ◆12番(上田勝之君)  ということは、市の雇用なんですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(伊藤順司君)  雇用と申しますか、市から委嘱するという形でございます。 ◆12番(上田勝之君)  例えば、委嘱するんであれば、例えば報償費であるとか、他の労務賃金だと、これは何か雇用してるような感じを受けるんですけれども。もう少し細かいですけれども。 あと、事業費自体はNPO法人に、山の学校に事業費が、この地域おこし協力隊委託料ということで事業費として支払いを、委託料として渡すと言うたら変か、委託するわけですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(伊藤順司君)  そのとおりでございます。 ◆12番(上田勝之君)  九重小学校を代用して、そのNPO法人が活用していただけるというのは、非常に地域おこしの試金石とも言える部分だとは思うんですけれども、その際に、この地域おこし協力隊に対して市の関与というものはどういった点、どのようにされるんでしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(伊藤順司君)  当然、地元との交渉とか、いろいろ地元との調整がございますので、積極的に取り組んでいきたいと思っております。 ◆12番(上田勝之君)  いろいろ地域おこしの本当に試金石かと思いますんで、その点はよろしくお願いしますが、その労務賃金と報償費、その雇用形態等について少し整理をいただきたいと思います。 その次の災害復興活力支援事業について少しお尋ねしたいと思うんですが、商工会議所と連携して、熊野川地域の農産物を集め、物産販売イベントを開催されるとのことですが、例えば時期的に、5月の連休ですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(伊藤順司君)  今のところ、5月の連休に予定しております。 ◆12番(上田勝之君)  ちなみに、きのう補正予算か何かの質疑の際に、道の駅に関連して、副市長が地元の方々と協議しながら、地元の方の物産を販売できるような形態がないか模索したいといいますか、今後検討していきたいと言われて、これは一過性のものですか、それともそういう恒久型で、そのための一環の、副市長がお答えいただいた形の一環としてされるものなのかどうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(伊藤順司君)  現在、国の補正のほうへ、熊野川産品加工組合のほうが事業の申請を行っておりまして、それが先週、内示が来る予定でございましたけれども、1週間延びている状態でございます。それが、もし採択されれば今年度の事業というようになっていますけれども、それにはこれは間に合わないので、これは単独とした事業というふうにはなっております。 ◆12番(上田勝之君)  前段、プレイベントと言いますか、恒久的なものに対する初めの一歩というような形ですね。 副市長の御答弁後、鈴木経済観光部長が、いわゆるさつきのことに関しても同様な地域の物産を販売するなり何なりというのを、地元の方々と地域の方々と十分話し合いを進めながら進めていきたいというような意向を、きのうお答えあったと思うんですけど、それは行政局長のところで担当されてるんですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(伊藤順司君)  農産物をつくっておられる方に、そういうお話は行政局としては承っております。 ◆12番(上田勝之君)  では、市のこれが最初のイベントとして、さつきのところなんか、道の駅のところなんかというあたり、つまり2カ所つくられる考えなのか、市の腹案としてはどういうふうに考えられておるんですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(伊藤順司君)  例えば、さつきにつくられた場合については、継続的に月に1回とか、2カ月に1回とかという開催になると思いますけれども、今回の事業につきましては、道の駅での1回の事業でございます。 ◆12番(上田勝之君)  道の駅。ぜひ今後、十分に地域の方々と話し合いを進めていただければと思います。 続いて、64、65ページの人権啓発費で、人権課題現況調査事業と支え合いのふるさとづくり事業というのがございますが、具体的に少し内容を教えていただければと思います。 ○議長(辻本宏君)  平見人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(平見仁郎君)  人権課題現況調査事業につきましては、県が平成20年に一度実施しまして、その同和地区の現状についての把握を行っておりますが、本市の状況については、その詳細な状況を把握することはできないために、そのため平成12年、平成17年、平成22年の国勢調査のデータをもとに、その分析により2カ年かけて調査業務を実施するもので、新宮市の全体の地域の人権課題を明らかにして、今後の施策を考える資料として、平成25年度には成果物というか、報告書を作成するようにしております。 続いて、その支え合いのふるさとづくり事業なんですけど、これも以前から、昨年も緊急雇用対策の中で行われた事業でありまして、今回ちょっと名称が変わりまして、地域福祉計画のほうの県の事業をいただきまして、この事業につきましては、これも地域の福祉課題の解決ときめ細かな福祉を実践するために、地域のつながりを再構築し、人権尊重のもと、それぞれのニーズに合った相談、支援活動を行い、支え合いのふるさとの実現をするということを目的に事業をやっております。 ◆12番(上田勝之君)  具体的には、どういった内容を。 ◎人権啓発課長(平見仁郎君)  これも、業務委託先がNPO法人であります。そこへ委託事業として委託をしておりまして、地域の福祉相談やいろんな相談事業を行っております。
    ◆12番(上田勝之君)  続いて、66、67ページで、総務管理費台風12号災害対応経費で、紀伊半島大水害犠牲者慰霊碑建立事業についてですが、この碑はどこへ建てられるんですか。 ○議長(辻本宏君)  片山秘書課長。 ◎秘書課長(片山道弘君)  慰霊碑につきましては、場所等はまだ決定しておりませんけれども、候補地の一つといたしまして、現在慰霊塔が建ってございます熊野川町田長の道の駅を考えてございます。 ◆12番(上田勝之君)  その慰霊塔と慰霊碑を両方並べる、それとも慰霊塔のかわりに慰霊碑を、恒久的に慰霊碑にされるということなんですか。 ◎秘書課長(片山道弘君)  現在ございます慰霊塔を取り外しまして、石材等の慰霊碑を建立したいというふうに考えてございます。 ◆12番(上田勝之君)  ということは、この上の追悼式、9月3日、4日の追悼式までには、そういったことの準備はされておるいうことですか。 ◎秘書課長(片山道弘君)  9月4日前後のいずれかのお休みの日に追悼式を開催させていただきまして、その日にあわせて慰霊碑のほうも建立を開始するという形にさせていただきたいと思います。 ◆12番(上田勝之君)  ということは、場所は道の駅の慰霊塔のかわりということですよね、まさに。 70、71ページの賦課徴収費で、市税がコンビニ納付というか、コンビニエンスストアでの納付ができるということなんですが、これに係る経費というのはどれぐらいなんですか。 ○議長(辻本宏君)  向井財政課長。 ◎財政課長(向井雅男君)  このコンビニ納付については、税務課だけではなく情報推進課のほうもございますので、予算概要の6ページにも載せさせていただいておりますが、約220万円ほどになろうかというふうに試算をしてございます。 ◆12番(上田勝之君)  この220万円というのは、納付金額に応じてパーセンテージのマージンを払うとかいうタイプのものですか。 ◎財政課長(向井雅男君)  システムの改修からその辺の支払い手数料まで、全て平成25年度で予定している額だというふうに聞いております。 ◆12番(上田勝之君)  では、通常の年度最初はシステム構築に費用がかかるんでしょうけれども、そういった通常の平年の費用というのは大体何%、例えばそこのコンビニ納付を受けた場合の何%が手数料であるとかというのがどうなんですか。 ◎財政課長(向井雅男君)  すみません、ランニングコストまではちょっとあれなので、また調べまして。 ◆12番(上田勝之君)  もう一点だけ、そしたら。 今、軽自動車税がコンビニ納付をされているんですよね。それで、そのコンビニ納付の割合といいますか、それがどれぐらいかということも、あわせてまた教えていただければと思います。 続いて、78、79ページなんですけど、防災費で、まず一番下の15番で津波対策事業というのがございまして、次のページに避難誘導看板設置業務委託料とあるんですね。これは、以前、看板だけつくられた分を設置されるというものなんでしょうか。 ○議長(辻本宏君)  井上防災対策課長。 ◎防災対策課長(井上登君)  本年度、補正予算をいただきまして、津波避難看板をつくっていくということで、現在、やっと納品がありまして、これから取りつけていくということで、年度内にその部分については完了する見込みでありまして、それにつきましては、平成25年度はその他の地区というか、より広くもっと取りつけていきたいということで再度要望したものであります。 ◆12番(上田勝之君)  ちなみに、こちらの平成25年度分は、もう設置する箇所を決めてからつくられるんでしょうか。 ◎防災対策課長(井上登君)  平成24年度、52カ所つけたのは、中核避難所をメーンにつけさせていただきました。そういうところで具体的なところまではしてませんけれども、例えば三輪崎であれば八幡神社への誘導なんか一切してませんし、王子地区であれば跨線橋のあたりへの誘導とか、高台へ通じるようなところの誘導看板を設けておりませんので、そういうところへつけていきたいということで要望させていただきました。 ◆12番(上田勝之君)  ちなみに、これは何枚ですか。 ◎防災対策課長(井上登君)  同じく50枚ということで予算取りをさせてもらいました。 ◆12番(上田勝之君)  また一度、その設置箇所等を教えていただければと思います。 その下の動くハザードマップ等作成委託料なんですけど、動くハザードマップというのはどんなものなんですか。 ◎防災対策課長(井上登君)  予算書では、動くハザードマップ等ということで要求しているんですけども、具体的にはコンピュータグラフィックで、今回想定が出ました後に、新宮、三輪崎、佐野地域のあたりの地区の映像、そこに波がやってくるような映像として作成させていただいて、住民の啓発に利用させていただきたいというものであります。 ◆12番(上田勝之君)  ちなみに、その使用は、例えば防災講演会であるとか、あるいはその出前講座であるとかというときにそういったこと、啓発用に使用したいというようなことでよろしいんでしょうか。 ◎防災対策課長(井上登君)  そういうところで、啓発のために使いたいということであります。 ◆12番(上田勝之君)  画像ということですよね。 一つ、79ページで同じく、少し上のほうへ行って6番で自主防災活動支援事業費補助金というのがあるんですけど、この自主防災の補助金の中に、いわゆる避難路の整備というものが、地元自治会といいますか、自主防災組織で避難路を整備する際にその部分を補助する、避難路整備に関しての補助要綱というものを加えられたと思うんですけど、実績としてはどういったもの、何件ぐらいであるんですか。 ◎防災対策課長(井上登君)  これを設けた経緯につきましては、そういうところをつくっていきたいということで設けさせてもらいました。平成24年度に予算上げさせてもらったわけなんですけれども、実績としては今のところゼロというところであります。若干要望のあったところは、最近、土地所有者と土地の貸借の契約を結んだということで、少し動き出したという話はいただいております。 ◆12番(上田勝之君)  ちなみに、相談件数とかは何件ぐらいございましたか。 ◎防災対策課長(井上登君)  3件ほどありまして、今見込みとしてあるのは、2件が相談というか、今後進むであろうかなというふうに思っております。 ◆12番(上田勝之君)  その3件が、避難路の整備として3件の相談があって、それがなかなか補助金の活用に至らなかった要因というものをどのように捉まえていますか。 ◎防災対策課長(井上登君)  1件につきましては、工事費の問題と費用の捻出というところがあります。それと1件につきましては、土地借用というところで、まだそこまで至っていないということであります。 ◆12番(上田勝之君)  それと、1カ所避難路の整備が進むんではないかと、土地使用の貸借が可能になったと、そういった場合は、自主防災とその土地の所有者が契約をされるわけですか。 ◎防災対策課長(井上登君)  そのとおりであります。 ◆12番(上田勝之君)  その辺、少し自己の考えを述べるようになってしまいがちで申しわけないかもしれんのですけど、やはりもう少しといいますか主体性を持たないと、なかなか自主防災組織であるとか、そこの個人が土地の賃貸借契約まで結んでというのは非常に難しい。それで、なおかつそのせっかくの補助が活用できない、あるいは自己負担が必要であるとかいったさまざまな問題があるので、もう少しより整備の進みやすい方向に制度を変えていただけたらなとは思いますので、その辺の御検討をよろしくお願いします。少しすみません、質疑じゃないかもしれんのですけど。 その上で3番、4番に防災行政無線のデジタル化整備事業が載せられておって、その次に防災行政無線難聴対策事業、これは、いわゆる現在の防災無線の難聴対策事業を行われるんでしょうか。 ◎防災対策課長(井上登君)  今、行っておりますメール配信、それと音声配信、それに係る経費であります。 ◆12番(上田勝之君)  実際の防災無線のスピーカーとか云々ということではないんですよね。 ◎防災対策課長(井上登君)  はい。 ◆12番(上田勝之君)  わかりました。 最後に戻らせていただいて、50、51ページの庁舎建設事業について少しお伺いします。きのうも少しお尋ねをしたんですけれども、ここの予算の概要の説明書を読ませていただきますと、平成25年から実施設計で、また敷地調査、地質調査、そういったようなことを行うというふうになってますよね。平成26年、平成27年には既存建物の解体というようなスケジュールであるというようなことですね。そうしましたら、平成25年度にはもう、仮設庁舎といいますか、仮移転の庁舎の整備や、あるいは引っ越しの費用等々、あるいはどういった形でその仮庁舎を設けられるおつもりなのか、まだお話がないのでわかりませんが、そういったことは平成25年度の補正とかということも考えられるわけですか。 ○議長(辻本宏君)  上路総務部次長。 ◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君)  まだ、そこまで煮詰まってはおらないわけなんですけども、基本的には、平成26年度当初にその経費は計上することになるのかなと思ってございます。平成25年度は、あくまでも実施設計の作業年度ということで考えてございます。 ◆12番(上田勝之君)  といいますと、相当程度、基本設計が進んでいるものと考えられるわけですけど、具体的にはどのような内容になってるんですか。庁舎の概要といいますか。例えば建物の場所であるとか、6階で総床面積は御報告いただいてますけど、大体どのフロアがどういう感じで、どこにどういうような配置までは決まってないのかもしれないですけど、その辺の少し具体的な中身というのを教えていただけたらと思うんですけど。 ◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君)  ただいま、その辺を協議している最中でございます。現在の想定では7,000平米、これは同じ話の繰り返しになるんですけども7,000平米、6階建て程度、最上階は議会フロアというところで、あとは1、2階、あるいは事務所の…… ◆12番(上田勝之君)  その御説明は、今までも伺ったところなんですけども、基本設計というのは一体どこまでが決まるものなんでしょうか。 ◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君)  先ほどの田花議員の御質問にも答弁させていただいたわけですけども、基本設計の実施設計は、入札を実施するための詳細設計になりますので、大きな間取りであるとか、形であるとかは、基本設計で確定してまいります。 ◆12番(上田勝之君)  ですよね。要は、基本設計は今、次長お答えいただいたとおりなんだと思うんですが、要は繰り越しされる部分が、いわゆる津波シミュレーションが出てない部分、出てないからその高さ云々ということを言われておったと思うんですけど、それならそれ以前の分の基本設計部分に関しては、もう少し具体的な内容を議会に対しても説明されてはいかがでしょうか。 ◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君)  現在、基本計画の最終段階であると考えてございます。それの場所であったり、階構成であったりのお話をさせていただいておりまして、これが固まり次第、すぐに基本設計業務に入る。基本設計業務に入る大前提としては、これも繰り返しになるんですけど、津波シミュレーションを待ちたいということでございます。 ◆12番(上田勝之君)  だから、なかなか具体的な内容についてお教えいただけないのでこうやってお伺いしてるんですけれども。 それでは、基本設計の段階ではなくても結構なので、市の庁舎建設の担当のほうの腹案としては、どのようなお考えをお持ちなんですか。どのような中身を考えておられるのかを教えてください。 ◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君)  現在、決まっていることというのは何回も御説明申し上げている程度でございまして、まさに今、各階のフロアの配置であったりというのは詰めている最中でございます。 ◆12番(上田勝之君)  それは、コンサルと詰めてるんであって、みずからのところの腹案がなければ詰まらないでしょう。みずからのところの腹案を教えてくださいと言ってるんです。 ◎総務部次長兼総務課長(上路拓司君)  庁内的にも、まだそれは詰まってございません。庁舎建設検討委員会とも、フロアのレイアウトについては議題にしてございません。 ◆12番(上田勝之君)  また、その辺の進展ぐあいを教えていただければと思います。 以上です。 ○議長(辻本宏君)  5番、並河議員。 ◆5番(並河哲次君)  55ページの自治振興費の四滝避難所建設事業なんですけども、四つですか、幾つかの集落の全体の避難所ということで、多分2階建てだと思うんですけども、ちょっと駐車場がどうなるかみたいな話をちらっと聞いたことがあるんですけども、その何か課題というのはあるんでしょうか。 ○議長(辻本宏君)  中地市民福祉部次長。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  まだ、細かなところまではまだちょっとできてないんですけれども、考え方的には、先ほど財政課長も御説明させていただいたように、げたを履かせますので、それで上の市道が通っておりますので、そちらのほうへ床板をかけまして、そちらへとまれるような駐車場ができるスペースを確保したいというふうには考えています。 ○議長(辻本宏君)  以上で、1款から2款までの質疑を一応終わります。 次いで、3款民生費88ページから4款衛生費135ページまで、質疑を行います。 13番、福田議員。 ◆13番(福田讓君)  115ページについてお聞きをいたします。 生活保護扶助費なんですが、今回、10億円という形で計上されております。これ、毎年だんだんふえているわけなんですが、国のテレビ等の報道によりますと、生活保護扶助費等カットするような発言が出てるわけなんですが、現在このように計上されている生活扶助費、住宅扶助費、教育扶助費ですが、昨年度よりも少しずつふえているわけなんですが、この扶助費に関して、今、職員の方を採用されておると思うんですが、どういった活動をされているか教えていただければとは思います。 ○議長(辻本宏君)  浜前福祉事務所長。 ◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君)  生活保護の関連ですが、職員の方を採用されているということ、恐らく自立に向けての就労支援員のことではないかと思うんですけども、それでよろしいでしょうか。 ◆13番(福田讓君)  はい。 ◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君)  生活保護を受けておられる方は、いろんなことが原因となって生活保護の申請をされ、生活保護を受けておられるということなんですけども、その中で稼働年齢層、要するに働くことは可能であろうという、一般的に言われるのが大体18歳から64歳ぐらいまでだと思うんですけども、そういう方が現在、直近の数字で255名、トータルで584名中255名ほどの方がこの18歳から64歳までの間に当てはまってくるわけなんですが、この中で255名の中で傷病等により現在就労していないという方が197名、これは大体77%でございます。何らかの形で就労している方が30名、12%、就職活動中であるという方が28人で11%というような数字になってございます。ですから、ほぼ80%の方が身体上、要するに健康上の問題とかで就労できないというふうな状況でございました。 ただ、就労している方、あるいは求職活動中の方もおられます。そういう方に対して、自立を目指して頑張っていただくということで支援をするということで、県費の補助10分の10を活用して、現在そういう就労支援事業を行っています。 実績としましては、この平成24年の12月末現在の数字でございますけども、延べで対象者が68名でございますけども、このうち4月から12月までに就労した方が23名ほど、このうちで自立につながった方が11名。ただ、この11名という数字は、一旦自立したけども再び生活保護になったという方も含まれてますけども、何らかの形で一旦自立した方が11名ほどございます。 ◆13番(福田讓君)  再度、お尋ねします。 就労支援員の方、就職をあっせんしたりするわけなので、ほとんどやっぱり市独自の仕事というんですか、それ以外にやはりハローワークを通じてるのが多いわけなんでしょうか。それとも、市が率先して、このような仕事はいかがでしょうかとか、そのような指導もこの職員の方がされて、どちらが多いわけでしょうか。 ◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君)  基本的には、ハローワークと連携しながら、連絡をとりながら支援をしているということでございます。 どちらが多いかということでございますけれども、ほとんどがハローワークとの連携の中での就労支援ということで考えていただいていいんじゃないかと思います。 ○議長(辻本宏君)  よろしいですか。 ◆13番(福田讓君)  とりあえず、後から。 ○議長(辻本宏君)  3番、久保議員。 ◆3番(久保智敬君)  127ページの特定健診・特定保健指導等受診促進事業、これも雇用創出事業の一つだと思うんですけど、これの内容、また雇用は平成25年度だけなのか、教えてくれますか。 ○議長(辻本宏君)  萩原保健センター長。 ◎保健センター長(萩原智君)  これは、和歌山県緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用いたしまして、特定健診及び各種がん検診の事務を行っていただく臨時職員を雇用するわけですけども、一応、平成25年度の予定です。 ◆3番(久保智敬君)  平成25年度だけですか。 そしてまた、何か資格とか持っておられる方になるんですか。 ◎保健センター長(萩原智君)  そういうことは、特にありません。パソコン等使える程度の…… ◆3番(久保智敬君)  事務だけの雇用。 ◎保健センター長(萩原智君)  そうですね。はい。 ○議長(辻本宏君)  13番、福田議員。 ◆13番(福田讓君)  再度、質疑お願いします。 97ページなんですが、きのうも条例においてちょっとお聞きしているわけなんですが、今回、きのうの御答弁で介護基盤緊急整備等臨時特例補助金というのが3,000万円ですか、これは当たるわけなんでしょうか、きのうの新規条例の改正に。 ○議長(辻本宏君)  森本健康長寿課長。 ◎健康長寿課長(森本邦弘君)  この介護基盤緊急整備等臨時特例補助金につきましては、地域密着型のサービス事業者への補助金でございまして、平成24年度に2施設を募集いたしました。平成24年度計画の分と平成25年度計画の分を募集しまして、これにつきましては、平成25年度事業計画の認知症のグループホームの開設、建物への補助金でございます。 ◆13番(福田讓君)  それが結局、平成25年度に上がってきたということですね。 その下に施設開設準備経費助成特別対策事業補助金2,820万円ですか、これについて御説明いただきたいわけなんです。 ◎健康長寿課長(森本邦弘君)  この施設開設準備につきましては、きのうの補正予算で平成24年度分の小規模特養の黒潮園の分の工事がおくれて減額させてもらった分、本年度また平成25年度に再度計上する分と、先ほどの平成25年度計画の認知症グループホームへの開設準備、一床当たり60万円ですけど、その18床分、1,080万円をプラスしたものでございます。 ◆13番(福田讓君)  再度、お聞きします。 認知症に関する施設と、今おっしゃってくれた黒潮園ですか、二つということですね。 今回の3,000万円というのは、新たに今年度に認知症19ベッドですか、それに対する補助金の拠出ということですか、そういうことでよろしいでしょうか。 ◎健康長寿課長(森本邦弘君)  3,000万円につきましては、平成25年度の認知症グループホームの建設に関する補助金でございまして、黒潮園のほうの小規模特養につきましては、補正予算で繰り越しをさせていただきます。 ○議長(辻本宏君)  5番、並河議員。 ◆5番(並河哲次君)  89ページなんですけども、社会福祉協議会補助金で4,800万円、人件費などということだったんですけども、その社会福祉協議会は災害のときにボランティアのセンターを立ち上げたり、かなり公的な役割で災害時に、仕事がふだんと違った仕事を受けてふえるというようなことをやっていただいていると思うんですけども、その辺、当初はこれはこういうふうな形なんでしょうけど、何かそういう災害が起こったときの取り決めというのはあるんですか。 ○議長(辻本宏君)  浜前福祉事務所長。 ◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君)  取り決めといいますか、文書でそういうことを取り交わしてるとかそういうことは特にございませんけども、社会福祉協議会の役割としてやはり行政でできないようなことを担っていただく分がございます。特に今回の台風12号においては、1万名からの災害ボランティアの方を受け入れていただいて、それの運営をしていただいた。特にそのときには、市からの支援、補助というのは一切出ておりません。社会福祉協議会独自の財源と、さまざまなそういう団体からの拠出に基づいて、そういうボランティアの活動を行ってございます。 ◆5番(並河哲次君)  災害のとき、財団とかから寄附を受けたりして何とか回したみたいな感じでちょっと聞いたんですけども、自治体によってはある程度、災害時のことをその自治体とその社協できちんと文書を交わして結んでるというようなことがあるみたいなんですけども、今後、市としては、そういうことは考えていくんですか。 ◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君)  今のところ、台風12号以後、そういうお話も社会福祉協議会のほうともさせていただいたこともございますけども、社会福祉協議会のほうからのそういう財源的な裏づけを市のほうにはっきりと求めていくということは、今のところございません。 ただ、議員言われましたとおり、ほかの社会福祉協議会におかれましては、そんな形で市からの援助を出していく、現実に12号台風のとき、県内のほかの社協では出ているところもございます。ですから、そういうことが必要なのかどうなのかということは、今後は災害ボランティアのあり方も含めて、協議をする必要があろうかとは思ってます。 ◆5番(並河哲次君)  同じページで、地域福祉計画策定業務なんですけども、第二次の計画ということなんですけども、これは計画の前の第一次の委員をちょっと見させていただいたら、例えば社協とかだとその会長が入っていて、どっちかというと事務方の方が入って議論したほうがいいような気がするんですけども、どういう基準でそのメンバーを選んでるんですか。 ◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君)  前回、この計画を策定したときには要綱に基づいて、要綱の中で策定委員会のメンバー24名以内ということで立ち上げてございます。そのときには有識者の方、地域の関係の方、あるいは社会福祉事業関係の方、高齢者福祉関係の方、障害者福祉関係の方、児童福祉関係の方、保健医療、教育人権関係の方というふうな分野の方々からお願いをしてございます。今回第二次の策定に向けての委員会の人選については、まだ決めてございません。今後は、今おっしゃいましたようなことを参考にしても考えていきたいとは思います。 ◆5番(並河哲次君)  同じく考えていただけることで、そこで1点追加なんですけども、その委員に、ちょうど今災害の話をしたんですけども、例えば福祉関係で災害の対応というのもかなり、特に弱者の方対象のことなので大事だ思うので、例えばこの委員の中に結構防災の専門の方を一人は入れておいて相談できるようにというようなこととかも考えていただけたらと思います。 ○議長(辻本宏君)  並河議員、いいですか。 質疑中ですけれども、10分間程度休憩します。 △休憩 午後2時03分--------------------------------------- △再開 午後2時14分 ○議長(辻本宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 5番、並河議員。 ◆5番(並河哲次君)  97ページの説明の10の緊急通報システム事業なんですけれども、24時間、その通報システムが必要な人のところに設置ということなんですが、これは市内では何カ所ぐらい設置されてるんですか。 ○議長(辻本宏君)  森本健康長寿課長。 ◎健康長寿課長(森本邦弘君)  平成23年度の実績で一応、116台登録してます。 ◆5番(並河哲次君)  結構、どのぐらい利用というのはあるんですか、実際に通報される方は。 ◎健康長寿課長(森本邦弘君)  緊急出動とか、誤報もありますが、年間284回ぐらい出動しております。 ◆5番(並河哲次君)  それから、101ページの国民健康保険特別会計繰出金なんですけども、今年度よりも2,000万円ぐらい繰り出しがふえてるんですけども、これは要因というのは何になりますでしょうか。
    ○議長(辻本宏君)  生駒市民窓口課長。 ◎市民窓口課長(生駒明君)  平成25年度国民健康保険特別会計の一般会計からの繰入金内訳につきましては、保険税、低所得の軽減をしています。その措置の補填分1億3,999万8,000円、それと軽減が多いということで2,919万1,000円、職員の給与について5,491万5,000円、出産一時金の補填として1,680万円、高齢者は低所得が多くて医療費が高いということで財政安定化事業支援繰入金が7,538万8,000円、その他で454万6,000円。このその他というのは、障害者重心医療とか乳幼児医療とか実施している関係で、国庫補助金が減額されております。それの補填分として、これだけ繰り入れしてございます。 ふえた要因としましては、国保の被保険者の状況なんですけど、低所得の人が多くて医療費がかかるような人が多いので、この保険基盤安定、こういうのがふえてきたんだと考えております。 ◆5番(並河哲次君)  はい、わかりました。 次に、105ページの私立保育園耐震化推進事業なんですけども、これが耐震診断の補助金で最大100万円ということなんですけども、先ほどの財政課長の御説明で、今後、改修自体の助成も予定していますということだったんですけども、具体的にはどういった形で改修のほうの助成は予定してるんでしょうか。 ○議長(辻本宏君)  畑尻子育て推進課長。 ◎子育て推進課長(畑尻英雄君)  耐震化事業の補助金でございますけれども、これは推進事業といたしまして、まず耐震診断を実施いたしました保育園に対しまして上限100万円を補助すると。そして、その後、耐震改修工事を実施した保育園に対しまして上限300万円を補助するというものを考えてございます。そして、今回昭和56年以降、新耐震基準設定の建物は2園のみですので、診断未実施、耐震診断が必要にもかかわらず実施していない園が、五つの保育園がございますので、その5園分500万円を計上してございます。 ◆5番(並河哲次君)  今後、耐震診断をされたところに対して、改修される場合は、上限300万円の補助金を補正とか来年度とかに出されるということでいいんですか。 ◎子育て推進課長(畑尻英雄君)  はい、そのような要綱を考えてございますので、当然、耐震診断を実施して、改修がこの年度内に必要になったと、そしてなおかつ500万円の予算が不足するという事態であれば、当然補正も考えなければならないと考えております。 ◆5番(並河哲次君)  はい、わかりました。 次が、115ページの生活保護扶助費のところなんですけども、先ほど18歳から64歳の方が255名ということだったんですけども、逆に、18歳未満の未成年の方は何名ぐらいいらっしゃるんですか。 ○議長(辻本宏君)  浜前福祉事務所長。 ◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君)  18歳未満の方が34名、全体の6%、これは、もとの人数を584人としてございます。 ちなみに65歳以上が295名、全体の50%となってございます。 ◆5番(並河哲次君)  34名の子供さんということだと思うんですけども、ここに出ている教育扶助費とかが、その子供さんのほうにということですよね。 ◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君)  現在、10歳刻みでしか数字は捉えてございませんけども、ゼロ歳から9歳までが16人、10代の方が28人、そういうふうに捉まえてございます。 ◆5番(並河哲次君)  生活保護の枠以外で、例えばそういう生活保護を受けるほど大変なおうちの子供さんの支援というのは、何かあるんですか。 ◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君)  生活保護の枠以外で要支援といいますと、具体的には。 ◆5番(並河哲次君)  例えば、市としての何かそういう状況が大変な御家庭の子供さんへの直接の保育なのか、教育なのかの補助というか、支援体制みたいなものは。 ◎子育て推進課長(畑尻英雄君)  直接の手当というのは、保護的なものはございませんが、保育料の減免とか、そういったものはございますので、その辺で対応しています。 ◆5番(並河哲次君)  はい、わかりました。 次、衛生費のほうに入るんですけども、121ページの全般にわたることなんですけども、健診事業であったり、妊婦さんの保健指導事業であったりにわたるんですけども、これもおととしの災害のときに、小さいお子さんで水がない方とかに対して母子保健推進員さんとかが中心になってお水を配られたと思うんですけども、そのときに小さいお子さんを持っている御家庭の情報がわからないので配りたくてもなかなか配れないということがあったと聞いたんですけども、例えばこういった保健指導事業とか健康診断事業のときに、緊急時に優先的に対策をするときに個人情報を出してもいいですかというふうに聞いたりはできないんですか。 小さいお子さんというのは、優先的に緊急時には対応するべきだと思うんですけども、その中で、結局、市としては個人情報を守らないといけないから情報は出せませんというのが、台風12号のときの最初の対応だったと聞いたんです。では、そういう中で、命を守らないといけない緊急時に関しては、それに対応するために個人情報を出してもいいかどうかの了解をとったりというのはできないんですか。 すみません、ちょっと伝わってないんで、ごめんなさい。わかりにくかったら聞いてください。 ○議長(辻本宏君)  萩原保健センター長。 ◎保健センター長(萩原智君)  この前の水害のときに、保健センターで母子保健推進員の方でしたか、水のペットボトルを乳幼児を抱えている家庭の方にとりに来ていただいたんですけども、配布いたしました。そのときに、一応そういう乳幼児の世帯の名簿を基本にして、うちのほうから電話で母子保健協議会の委員さんが連絡したり、いろいろそういうことはしました。ですから、そのときに、うちのほうにあるそういう情報で水を配布する連絡をしたり、そういうことはいたしました。 ◆5番(並河哲次君)  今後もそういう緊急時のときには、保健センターが、特に情報は開示したわけではないですよね。 ◎保健センター長(萩原智君)  今後とも、そういう非常事態のときは、できる限りのことをしていきたいというふうに考えます。 ◆5番(並河哲次君)  はい、わかりました。 次が、123ページの保健センター屋上フェンス設置事業なんですけども、屋上にフェンスを設置したら避難できるということだと思うんですけども、何か例えばこの辺の避難する場所の面積が足りないから屋上にフェンスを設置して避難面積をふやすというような、そういうもともとの基準とか計画みたいなものがあっての今回の事業ですか。 ◎保健センター長(萩原智君)  保健センターは津波災害のときの避難場所になっております。屋上にはフェンスがありませんので、転落したら危ないので、そういう非常時のためにフェンスをつけるということでございます。 ◆5番(並河哲次君)  理由としては、津波災害のときの避難所になっているのでつけるということですよね。わかりました。 ○議長(辻本宏君)  1番、東原議員。 ◆1番(東原伸也君)  97ページの老人福祉電話貸出事業なんですけども、額が少ないんですけども、これは近隣の世帯に支援をお願いしてる、俗に言う福祉電話というやつでしょうか。 ○議長(辻本宏君)  森本健康長寿課長。 ◎健康長寿課長(森本邦弘君)  これにつきましては、65歳以上の低所得者の要援護高齢者のひとり暮らしの方とかに電話回線を貸し出すというものでございます。 ◆1番(東原伸也君)  そうすると、これは何件ですか。 ◎健康長寿課長(森本邦弘君)  平成23年度は実績はございませんで、平成22年度は16件ほどございます。 ◆1番(東原伸也君)  このシステムは、緊急通報システム事業へ移行していくというあれじゃなかったでしょうか。また、別個のものなんでしょうか。 ◎健康長寿課長(森本邦弘君)  これは、ひとり暮らしの方々の電話のない方に電話の回線を貸し出して、連絡ができるというようなことで、緊急通報とは関係ないです。 ◆1番(東原伸也君)  通常の電話ですね。 ◎健康長寿課長(森本邦弘君)  はい。 ◆1番(東原伸也君)  はい、わかりました。 それから、131ページの財団法人紀南環境整備公社運営費補助金、この金額というのは案分というか、新宮市の負担分というような計算でよろしいですか。何%でしたか。 ○議長(辻本宏君)  中地市民福祉部次長。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  これにつきましては、整備公社の運営費、人件費とかそういったものになってますので、ごみをどれだけ運ぶかというふうな案分によって金額が変わってきてます。以前、いろいろの関係で、南清園なんかと一緒で、当然ごみの排出量がメーンになって、それによって全体の量が出てきますので、そこで案分して、紀南環境整備公社の全体の予算額が出ますので、それを各パーセントで案分して出させていただいてます。 ◆1番(東原伸也君)  何%ですか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  約10%から11%がうちです。 ◆1番(東原伸也君)  わかりました。 そしたら、135ページにある広域最終処分場整備事業も同じような案分の仕方で、この事業費というのが上がってるんですけども、これは委託料というような形になってますけども、いわば、そういう形の負担金ということでよろしいんですか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  はい、そのとおりです。 ◆1番(東原伸也君)  そうすると今後、この会計上の名目なんですけども、紀南環境衛生みたいな感じで負担金という扱いに、これからはなってくるということになるんでしょうか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  以前、議員説明会等で御説明させていただいてますけども、一部事務組合へ移行する予定にしてございます。そのときになりましたら、その前に建設費も当然出てきますので、その分につきましては、やはり負担金というふうな形で出てくると思います。 ◆1番(東原伸也君)  立ち上がるまでは、こういう形になるんじゃないですか。立ち上がったら負担金という形になるんじゃないんですか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  はい、そのとおりです。 ○議長(辻本宏君)  10番、松本光生議員。 ◆10番(松本光生君)  1点だけ、127ページの環境保全対策費の関係で関連するんやけども、現在の中国の大気汚染の関係で、今、九州を初めいろいろ問題になってるんやけども、そのPM2.5の関係の調査、こういうことは考えているのかどうか。 ○議長(辻本宏君)  中地市民福祉部次長。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  今、国民的課題、関心事になってますPM2.5なんですけども、県下でも和歌山県がこのたび観測局を3カ所にするというふうな報道がございます。それに関しまして、一応こちらのほうから振興局を通じまして、要望するようにしてございます。 ◆10番(松本光生君)  はい、了解。 ○議長(辻本宏君)  13番、福田議員。 ◆13番(福田讓君)  先ほど、ちょっと聞くのが抜けてました。 117ページの生活扶助費の施設事務費というのは、1,500万円あるわけなんですが、これはどういったものか教えていただきたい。 ○議長(辻本宏君)  浜前福祉事務所長。 ◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君)  生活保護の中で、さまざまな医療関係を含めて施設に措置をしてる方もございます。そのときの費用でございます。 ◆13番(福田讓君)  再度、答弁をお願いします。 ◎福祉事務所長兼福祉課長(浜前泰弘君)  生活保護の関連の方で、医療関係等も含めてさまざまな施設等、入院、入床されてる方もございます。そのための費用でございます。 ◆13番(福田讓君)  131ページについてお聞きしたいんですが、クリーンセンター維持管理費についてお聞きします。クリーンセンターができて、今、何年になるんでしょうか。まず、1点です。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  はい、10年になります。 ◆13番(福田讓君)  クリーンセンターの炉というんですか、燃やす炉は1基ですね、2基あるんですか。ちょっとお答えください。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  はい、2基ございます。 ◆13番(福田讓君)  そうしますと、1基が故障した場合も、それで運用できるという。ちょっと心配してましたんで、大丈夫なんですね。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  全体で2基で49トン、1日に燃やせるというふうなことなんですけども、ただ、現状45、6トンが入ってございますので、1基でずっとというわけには難しいと考えてます。 ◆13番(福田讓君)  心配するのは、もし故障等があったときに、お隣の那智勝浦町にもそういう炉がありますけど、そのあたりフル回転ですか。今、お聞きしますと46トン、日によってやっぱり常時そのぐらい、炉で焼却しなければならないというごみですか、そういうのはあるわけなんでしょうか。私、気にかかっているわけなんで、そのあたりどんなんでしょうかということなんです。もし、とまったとき、それは常に最悪の場合を考えて、今回、維持費というのがあるんですが、そのあたりは大丈夫なんでしょうか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  当然、そういうことにならないためにも整備、点検は絶えずやってございますので、そういうふうなことにならんように、今やってございます。 ◆13番(福田讓君)  再度、お聞きします。今、クリーンセンターにエコ広場の関係ですか、ここに今いろんな予算が上がっているわけなんですが、現在、エコ広場に関して、ごみを収集している業者は何社あるわけなんですか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  収集、一般廃棄物、日々の収集をしていただいているところが1社、その他、不法投棄等そういったものをいろいろ頼んだりするところもございますし、あと資源物の関係で不燃物の処理なんかをやっていただくところ、また焼却灰等を収集運搬していただくところと1社ございます。あと、それぞれの収集、運搬で、粗大ごみなんかの収集・運搬なんかもやっていただいて、処理も兼ねてやっていただいてるんですけども、そういうところがまた1社ございます。4社から5社は、クリーンセンターのほうの関係がございます。 ◆13番(福田讓君)  再度、お聞きします。新宮市が一般廃棄物の許可、市長のあれで出している業者というのを、前にお聞きしたら30社とお聞きしてるんですが、今は何社ありますか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  廃棄物の収集運搬許可業者は、今、29か30ございます。 ◆13番(福田讓君)  そうしますと、許可を得ている業者の中から、エコ広場とか、いわゆる廃棄物ですか、その業者を選任して任せてるわけなんですね。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  はい、そのとおりです。 ◆13番(福田讓君)  今、そうしたら業者というのは一定的に変化なしに、その業者は何業者ですか、それがずっと続いてるわけなんですか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  今のところ業者自体は、やっていただいてる業者は変わっておりません。 ◆13番(福田讓君)  公共のことなので、私が今お聞きしているのは、入札制度とかそういう施設の制度とかをとらずに、市長が許可を与えてる29から30業者の中で、そのエコ広場と粗大ごみ等の業者の方は、いつからずっと変わっていないんでしょうか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  これについては、うちが直営で終わった段階で、そのような形になってます。 ◆13番(福田讓君)  質疑なので、その業者が変わらずずっと一定ということは、入札制度でやっていないということですよね。それは、市長の権限でやることなんですが、29社ほどが許可をされてると。その中で、ほかからもエコ広場の運営にかかわりたいという声があるわけなんでしょうか。その人以外には、そういった方に対して市のほうへやらせていただきたいとか、そういう要望はあるわけなんでしょうか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  そういった声も聞くことはございます。一応そういうふうなことも踏まえて、今後の対応というのも考えていかなきゃいけないかなと考えてます。 ◆13番(福田讓君)  そういった声というのがあるということでお聞きしてるんですが、今の5社から6社ですか、それ以外に何社ぐらいからそういう声があるわけでしょうか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  申しわけないんですけども、私が直接聞いたわけではないんですけど、こういうふうなお声があるというふうに人づてに聞いてるわけでございまして、ただ、そういうふうなお声があるから、これまでも入札制度を入れようとしないのかというふうな議会とか委員会からのお声もございました。そういうことで、今、そういうふうな方向を考えなければいけないということで進めているところです。 ◆13番(福田讓君)  今、御答弁いただきました、議会、委員会と言いますけども、それは我々、総務建設委員会にもお聞きしてないんですが、私が申し上げてるのは、過去の歴代の市長から、このクリーンセンターが建設されて10年になると、その間で、一定、運搬に携わっている方の業者の方は変わってないということでしょうか。それから変わったこともあるんですか。お聞きしたいです。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  詳しくは、ちょっと私もそこまでは調べてないんですけども、恐らく変わってないというようなことだと思います。 ◆13番(福田讓君)  そうしますと、市の方向性として、今後とも指定している業者の方にずっとやっていただくのか、そのあたりの考えはいかがなんでしょうか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  当然、これについては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律という法律がございます。その中で、本来ならば市町村がやらなければならない業務を委託してやるというふうなことですので、市の専権というんですか、そういった形で決めていくというふうな形が法律上も書かれてございますし、金額等につきましても足りる額とか、そういったもので縛られてございます。ただ、こういった時代でございますので、やはりそういうふうな入札制度も含めた、いろんな方向を考えていかなければならないというふうには感じております。 ◆13番(福田讓君)  そうしますと、今、御答弁いただいたわけで、法律があるということなんですが、クリーンセンターが開設以来、そういった業者を指定されてやっている、変化はないということで、市としては、市民にとってその方向性というんですか、指名された業者の方のほうが市民にとってプラスであると、そのように考えられて市が運営されてるのか、そのあたり、いかがなんでしょうか。それは、私から見れば、市民にとっていいことだったらいいんですが、そのあたり、コストダウンとかいうことを考えたときはいかがでしょうかということでお聞きしてます。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  市民サービス的にいいますと、当然、今やっていただいてる業者というのは、なれてございますので、ここの家庭のほうは高齢者の方がいるからとりに行ってあげようとか、本来でしたら細い道でしたら表まで出していただくところですけども、そういった関係でなれてる場合がございますので、やはり中のほうまでとりに行ってあげると、そういったことを機転のきくようなことをやっていただいてるので、私どもとしたら、今の状況というのは大変助かっているところでございます。 ○議長(辻本宏君)  5番、並河議員。 ◆5番(並河哲次君)  1点だけ、すみません。135ページの災害廃棄物処理計画作成事業なんですけども、もうちょっと詳しく教えていただいてもよろしいでしょうか。 ○議長(辻本宏君)  中地市民福祉部次長。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  これにつきましては、当然、災害時のその処理について、どのようにやっていくかということは決めていかなければならない。県のほうでは決めているんですけども、各市町村は決めてございませんので、一昨年の台風12号によって、相当な災害ごみが出ました。それに対して、私どもとしても相当苦労したところでございますので、どのようにやっていくか、どういった場所があるのか、またそういった事細かな関係でつくっていきたい、災害の廃棄物をどのように処理して、どういうふうな場所で、どういうふうな段取りでやっていくか、その他いろいろな応援体制等もございますので、そういったものをいろいろな形でつくっていきたいと思っています。 ◆5番(並河哲次君)  12号の災害廃棄物処理には、結局、全部で幾らかかった状態なんですか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  細かな数字はちょっと覚えてないんですけども、約14億円ほどかそれ前後、かかっております。 ◆5番(並河哲次君)  そうすると、この計画ができれば、例えば、そういう14億円かかってしまったというところも、より圧縮していけるというような形でイメージされてるんですか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  処理経費を圧縮するためにこれをつくるというんではなくて、迅速にごみの処理ができるように計画をつくるということです。 ◆5番(並河哲次君)  これは、委託なんですけども、どういったところに委託することになるんですか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  原案等、またはいろんなものにつきましては、この市役所の中でつくっていただいて、いろんな検討委員会を職員でつくっていただいて、そこで検討とかをしていただいて、原案とかを大体つくりまして、印刷とかそういった最終的な直しとかそういったところをコンサルみたいなところへ任せたいと思ってます。 ◆5番(並河哲次君)  大体、庁内でつくるという話だったんですけど、計画をコンサルのほうに最後に投げる必要はあるんですか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  大体、最終的にこういうふうなものを冊子としてつくっていただくと、ただ、それの中身はほとんどこちらでつくりまして、それを製本化していただくというふうなことです。 ◆5番(並河哲次君)  庁内のものだと、これは配るものではないんですよね、市民の方に対して配るものなんですか、これは。きれいに冊子にまとめて配布するものなんですか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  一応、冊子としてつくって配布しようと思ってます。 ◆5番(並河哲次君)  それは、一般の方にどのぐらい配布されるんですか。 ◎市民福祉部次長兼生活環境課長(中地清剛君)  一般の方というか、議員とかそういったところに、各課に配ったりそういったところです。
    ◆5番(並河哲次君)  そうすると、何というか庁内で印刷をしてという形でもいいような気がするので、また検討をお願いします。 以上です。 ○議長(辻本宏君)  以上で、3款から4款までの質疑を一応終わります。 先ほど、2款総務費で、12番、上田議員の質疑について、向井財政課長より報告させます。 向井財政課長。 ◎財政課長(向井雅男君)  先ほど、12番、上田議員のほうから質疑がありました、コンビニ収納についてお答えをいたします。 平成25年度のランニングコストといたしましては、ソフトウエア関係で150万円ほど、それに手数料が1件当たり63円ほど要りますので、それを約1万件弱の約50万円ほど見込んでございます。ですから、200万円ほどがランニングコストとなるのかなというふうには感じてございます。 あと、これまで軽自動車税のコンビニ納付制を導入してたわけですが、平成22年度に開始をさせていただきました。およそ納税義務者は1万人ほどございますが、平成22年度の当初は約10%弱、平成23年度が13%弱、平成24年度が15%弱ということになってございます。 以上です。 ○議長(辻本宏君)  12番、上田議員。 ◆12番(上田勝之君)  その軽自動車税のコンビニ納付の実績を見て、ランニングコストが200万円程度かかるということを鑑みると、全体に広めた国保税、固定資産税、住民税、全体に広げたとき、広げる効果というものをどのように考えられておるんでしょうか。 ◎財政課長(向井雅男君)  このことにつきましては、先ほどコンビニ納付を導入するのに220万円ほどということでお話をさせていただいたんですが、導入の初期に係る経費が約20万円ほどで安く、安価な経費で済むと。そのかわりに、納税をさせていただく窓口のサービスの面が格段に広がるというところからいいますと、約200万円ほどの経費、ランニングコストで済むことについては、安価に済む。サービスの向上のほうが、さらに効果が上がるのかなというふうには見てございます。 ○議長(辻本宏君)  次いで、5款労働費136ページから7款商工費163ページまでの質疑を行います。労働費136ページから商工費163ページです。 11番、田花議員。 ◆11番(田花操君)  141ページの3目の農業振興費の中の説明欄4番の野生鳥獣被害防止事業、ぜひ、これは本当に切実な問題というか、限界集落の足かせをしてるような感じで、もっともっと事業促進をしてあげてほしいなと思う。ただ、せっかく鳥獣被害防止計画をつくって、何のためにつくったんかというところがようわからんのと、最初、防止計画をつくったときに、国の大きな事業を取り入れるために防止計画をつくっていかんと国は認めてくれんという形やったと思う。そういった中で、今回も国の補助事業がないというのは非常に残念な感じです。県のちっちゃな対応では、個別の対応では鳥獣被害から守れんと。 この辺で一番進んどるのは、三重県の紀宝町はすごく進んである。紀宝町へ一回視察に行ってきてほしいなと思うぐらい、紀宝町に行くと、もう本当に田代公園の裏の小畑なんか、あの樹園地一つを柵でくくって、国庫事業で何千万円かかかって、そういうように集落を一つに対応する国の補助事業がなければ、もうとても個別の電柵やあんな、そういうちゃちなもんじゃ防ぎようがないと思います。ぜひ、防止計画、せっかくつくったんやから、国の事業、熊野川町を含め、三佐木地区の集落なんかでも、あそこなんか個別で電柵でやっても救いようがない。やっぱりあの集落一つをやったらんことにはあかんと思うので、ぜひ、国の事業を導入して、できるところからやったってほしいと思う。 ○議長(辻本宏君)  津呂建設農林部次長。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  特措法に基づく柵につきましては、昨年度、高田とか八反田で実施しております。議員の言う紀宝町、かなり億単位でやっております。これは国の事業でございますが、やはり新宮市でも、他でもそうでしょうけども、地元がどうしたいのか、行政だけでは十分な対策はできません。そこら辺、モデル地域とか、県とかで十分協議して、今後、研究していきたいと思います。 ◆11番(田花操君)  ぜひ、抜本的に大きく、面的に捉まえたらんと、もう個々の柵や姑息な手ではもう防ぎようないと思うし、この駆除も限界あると思うわ。駆除も相当、費用、手数料乗っけてくれている。なかなか駆除というあれではあかんような感じする。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  例えば、三重県御浜町、ここらやったらかなりあるんですが、それが果たして新宮市で全部国費で適用できるかといったら、また費用対効果とかの面がございますので、十分研究させていただきます。 ◆11番(田花操君)  だから、国の補助基準というのはある、受益面積云々。だけど、これはやっぱり地域の実情を訴えて、国の補助基準を変えやさなあかんわ。そのくらいの熱意で、全国一律の補助金というのは、この地域には、とてもそんなによそのような農地は少ないんやから、もともと。だから、こういう地域の実情を訴えたら、今の国は相当聞いてくれると思う。そんな全国一律の基準を盾にとって、あかんとか。それ、結局は地元の要望、熱意の差じゃないのかな。 だから、ぜひ、国の補助基準があかんのじゃない、この地域の山間の里を守っていくためには、これがなかったらあかんのや言うてやっぱり訴え続けていくべきやろうと思うわ。ぜひ、市長にもお願いしたいと思う。本当に熊野川町に行っても、我々、三佐木地区へ行っても、山裾の所の人ら気の毒なくらい。 だから、一回、市長、担当課とぜひ、紀宝町の進んだあの鳥獣防止の対応を見てきたらええと思う。我々、目の前にああいう進んだところがあるのに、一歩川を渡ると現状のままというのは、余りにも格段の差を感じるんで、ぜひ市長、お願いしたい。 もう1点、149ページの治山事業の一番下で、高田の市有林が地滑りしやる、どの辺かな。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  高田、学習の森にあるんですけど、そこの近くです。 ◆11番(田花操君)  そうしたらもう、あれは下り場の前や、市道の上。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  その地点でございます。 ◆11番(田花操君)  その学習の森が滑りやるんか。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  はい、確かに地滑りの兆候があるということで、それが地滑りかどうかというのは、まだ今、調査してるんですが、それが簡単な調査であるんですが、それで調査して地滑りがわかったら、今度は県が国に対して、地滑り事業ということで、大規模工事になるかと思うんですけど、要望してくれることになってます。 ◆11番(田花操君)  これは、地元の人からそういう、滑りやるという通報か何かあったのか。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  そのとおりでございます。 ◆11番(田花操君)  地元の人は、その学習の森が、ああいう森に高田一体をぜひしていきたいと、自然林中心の。そう期待したところが、地滑りしやるということは何か残念な感じするけど、そう大きく、一般にいう地滑りかどうかというのは、これから調査するということなんやな。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  はい、そのとおりでございます。 ◆11番(田花操君)  ここの遊歩道、散策道も入ったんか。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  入っております。 ◆11番(田花操君)  ぜひ、対応していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(辻本宏君)  4番、榎本議員。 ◆4番(榎本鉄也君)  農林の関係で1点、熊野川町西地区県土防災対策治山事業という、これはどんな工事なんですか。素人なんでよくわからんのですけど、ちょっと詳細を教えてください。 ○議長(辻本宏君)  津呂建設農林部次長。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  これは、高さが約40メートル、幅5メートルの山腹の崩壊を防ぐ工事でございまして、この工事につきましては、当初、補正でとらせていただいたんですが、入札が不落となりまして、県の補助金2分の1がございますので、2分の1の補助金の申請を取り下げまして、また当初で上げまして補助申請することで県と話しております。 ◆4番(榎本鉄也君)  わかるんですけど、こんな帯状になっただあっと崩れたところを工事するんですよね。 何が言いたいかというと、治山事業と書いてあるので、そういう所の工事の方法というか、工事とはどういうふうに治山していくのかなというのがわからなかったので、要するにコンクリートで固めてというのか、よくわからない。僕、素人なので。それで、植林とかしていくのかとか、そういうちょっと具体的な工法というか、そういうのを教えていただきたいと思ってるんです。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  これは、斜面をコンクリじゃなくて植生マットで張りまして、そこから緑を出すということで、主には植生マットを張る工法となりますので、コンクリートを載せるんではございません。 ◆4番(榎本鉄也君)  そしたら、自然にそこから草とかそういうものが出てくるんですか。山肌がまた緑に変わるというのか。 何でそこまでいろいろ聞くかというと、あちこちいっぱい無残な跡があるではないですか。やっぱり、それはそのままほっておいてもええもんかなと思ってるし、そのままだったら結局、今、災害復興対策特別委員会でも議論になってますけど、川に土砂がどんどん落ちてくるわけですよね。ただ、大雨が降ったら、そこからまたごろごろと土が崩れてきて、結局は幾ら川底を掘っても無駄じゃないかということになるんですよね。それで、そういうことも考えているのかなというか、そういうちゃんとした工法で、この後始末が今後でき得るのかなというふうに思ったもので、ここでその工事が出てたんで、そういうことも可能な工事なのか、今後そういう工事が今、山腹崩壊しているところも、ほかの山腹崩壊しているところもこういう工事が始まるのかなというようなところもありましたので、ちょっとその辺までわかれば聞きたいなということなんです。 ○議長(辻本宏君)  玉置建設農林部参事。 ◎建設農林部参事(玉置公晴君)  治山事業につきましては、林野庁所管の事業ということになっておりまして、山を治めるという字のとおり、森林に返すということを主眼に置いた、そういった理念で対策工事を考える事業でございます。 国土交通省の工事と対比される場合が多いんですが、国土交通省の場合はあくまで人間のため、人間の利潤、使いやすいようにするということで行うんですけれども、治山事業につきましては、もとの山の状態に戻すということを主眼に置いてやるということでございます。 ですから、今お尋ねの山腹崩壊地の復旧工事につきましても、ちょうどこの地域については、上に熊野古道がございまして、バッファゾーンになってるということもございますので、教育の関係機関とそれから県のほうともいろいろ相談をいたしまして、できるだけコンクリートのような人造物を使わないで復旧していこうという方針で計画をつくってございます。 今、課長のほうからも申し上げましたとおり、伏工と言いまして、種子の入っていない施工なんですが、通常種子付の伏工というものを崩壊の土砂面に打ちつけるんですけれども、ここは製品についてる種子を使いますと、遺伝子の攪乱に悪い影響を及ぼす可能性があるというようなことで、そういったことも考えながら工夫をしている工事現場でございます。ですから、もとの山に戻すということを主眼に置いて行っているということでございます。 先ほど、河川の土砂どめの話もございました。治山事業では、河川についても国土交通省の砂防工事なんかとよく対比をされるんですが、砂防工事の場合については、下流に大きな堰堤をとにかくつくって、大きなポケットを上流側につくって、土砂が発生しても下流に流れないようにということで、人の住まう土地を中心にして考えるという工法をとるんですけれども、治山事業の場合につきましては、堆積した土砂をとにかくとめるということに主眼を置いております。ですから、現状が山になっているところまでも土砂で埋めるようなことはしないということです。どういう方法をとっているかといいますと、低ダム群と言いまして、抵抗の低いダムを数多く施工すると、そんな形で傾床勾配というものを緩やかにして、今度、大きな土石流が発生してもその流速を弱めるというところに主眼を置いて工事を行うということで、治山事業につきましては、御心配いただいてるとおり、山に戻すということを景観工につきましても、山腹工につきましても、そういった理念で行うというものでございます。 ○議長(辻本宏君)  16番、杉原議員。 ◆16番(杉原弘規君)  幾つかちょっと質問したいと思います。 147ページの林業振興費の熊野材需要拡大事業補助金、これ1平米で2万円だと、先ほど説明あったと思うんですが、20万円限度ですか。 ○議長(辻本宏君)  津呂建設農林部次長。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  そのとおりでございます。1平米2万円で、限度額が20万円、10件分ちょうど補助します。 ◆16番(杉原弘規君)  これは、もっと具体的に言ったら、家を直す、リフォームするとか、そういうのも含むんですか。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  木材が主体でございますので、ある程度、面積も建築確認をとっていただきまして、内装材だけでは補助金がありませんけども、今までのように、大体、住宅建設が主になるかと思います。 ◆16番(杉原弘規君)  じゃ、手続はどのようにしますか。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  手続につきましては、手続の用紙が私ども農林水産課にございますので、それに記入して受付をしていただくということになっておりますので、そのときにいろいろ建築確認の写しとかというのは添付していただいております。 ◆16番(杉原弘規君)  商店街活性化のところでは、一般質問でテーマはつくってますので、またそこでやります。 それから、161ページの観光トイレ管理費なんですが、これは高野坂トイレ、旧小口小学校トイレ…… ○議長(辻本宏君)  何ページですか。 ◆16番(杉原弘規君)  161ページ、小雲取バイオトイレ、この4件だけなんですか。 ○議長(辻本宏君)  岡商工観光課長。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  観光トイレにつきましては、この管理費で計上させていただいておりますのは、4件でございます。 ◆16番(杉原弘規君)  また、この項についても一般質問で用意してますので、また。 それから、163ページの新宮市商工業災害復旧資金利子補給補助金、これは被災した商店街ということなんですが、大体、被災した商店街はどのぐらいの数があるんですか。この対象になる商店街。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  商店街対象ではなく、市内全域の商工業者を対象としてございます。 ◆16番(杉原弘規君)  件数はわかりませんかね。これは、事業者は申請をすれば、その手続に応じると、こういうことなんですか。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  はい、こちらの利子補給につきましては、県の融資制度、それから政策金融公庫等々の融資を受けた方々が申請いただくという形をとらせていただいております。 ◆16番(杉原弘規君)  対象者は誰でもというわけにはいかないんですね。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  はい、まずは、その融資を受けられた方ということになると思います。 ◆16番(杉原弘規君)  はい、わかりました。 それから、173ページ、内ヶ坪踏切拡幅工事。 ○議長(辻本宏君)  杉原議員、まだ173ページの款には行ってませんので、はい。 ◆16番(杉原弘規君)  それじゃ、そういうとこで終わります。 ○議長(辻本宏君)  よろしいですか。 12番、上田議員。 ◆12番(上田勝之君)  147ページ、林業振興費で作業道開設事業補助金、これ市単なんですよね、今回の。 ○議長(辻本宏君)  津呂建設農林部次長。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  補助金でございます。 ◆12番(上田勝之君)  補助金ですか。市の単独、一般財源だけじゃないんですか。 ○議長(辻本宏君)  玉置建設農林部参事。 ◎建設農林部参事(玉置公晴君)  和歌山県が実施する作業道の補助金に対する上乗せとして計上させていただいております。 ◆12番(上田勝之君)  じゃ、従来のとおりですね。 ◎建設農林部参事(玉置公晴君)  はい、従来のやり方です。失礼しました。 ◆12番(上田勝之君)  その下の熊野材需要拡大事業補助金、これ復活になったんですけれども、こちらは以前から同様の制度だと思うんですけども、市内の製材業者から購入されたという材料ですよね。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  そのとおりでございます。 ◆12番(上田勝之君)  つまり、原産地は特定されないわけですよね。 それは、もちろん熊野の、例えば三重県であれば、三重県産材というふうに限定されるわけですよね。切り出しのところから証明が必要になってくるわけですよ。 だから、例えば和歌山県ではないですけども、これはもう新宮市独自の制度なので、例えば新宮市産材とかというふうな縛りをつけるということが1点あってもええんではないかなと。それではなかなか材が集まらないということもあるのかもしれないですけども、その辺を少し加味していただければなとは思うんです。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  要綱で、和歌山県内の森林から伐採されて、市内の製材所で生産された県産材ということで。 ◆12番(上田勝之君)  ただ、少し細かくなって申しわけないんですけれども、いわゆる林地の証明が必要ないはずなんですよ、和歌山県では。三重県側は、いわゆる山元での伐採のときからの証明が必要だと思うんです。そういったようなことが、実質は非常に難しいケースだとは思うんですけども、少しその辺の縛りを考えるほうがええんじゃないかなとは思うんですよ。 ◎建設農林部参事(玉置公晴君)  和歌山県でも同じような、この住宅に対する地元材の補助事業をしてございます。和歌山県の場合は、紀州材という言葉を使ってございまして、紀州材についての定義というのも独自で和歌山県で行ってございます。その定義というのは、和歌山県内の森林で生育し、かつ和歌山県内の製材工場が加工したものとということになっておりまして、恐らく三重県と同じような形でさせていただいておったように思います。 ◆12番(上田勝之君)  163ページなんですけど、14番の観光関連雇用創出事業の中で、新宮市のまちなか観光資源活用事業委託料と熊野川を活かした観光振興事業委託料というのがあるんですが、どういった事業内容でございますか。 ○議長(辻本宏君)  岡商工観光課長。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  こちらの事業につきましては、まず初めのまちなか観光資源活用事業委託料につきましては、こちらの観光協会のほうへ委託いたしまして、まちのなか観光資源をさらにブラッシュアップしていただきたいということで、雇用を委託していきたいというふうに考えております。 また、2点目の熊野川を活かした観光振興事業委託料につきましては、熊野川町のふれあい公社のほうに委託業務をお願いしまして、河川環境等についてお願いしたいと。 以上でございます。 ◆12番(上田勝之君)  お一人ずつですか。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  1名ずつを考えてございます。 ◆12番(上田勝之君)  その下の新宮市観光カレンダー製作事業なんですけど、昨年の販売部数等はどういう実績ですか。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  一昨年も同額の150万円の予算をいただいて、その中で災害で一部、繰越明許させていただきまして、事業を今年度完了させていただいているところでございますが、今回、再度、予算計上させていただきまして、平成26年版のカレンダーをつくらせていただきたいというものでございます。 平成24年度におきましては、1,500部を製作いたしました。その中で、配布につきましては、関係者、PR等々で約900部余り活用させていただいております。販売につきましては、400部ほどを販売できましたものですから、合計で約1,300余り、手元にあと残100幾つが残ったかなという状況でございます。 ◆12番(上田勝之君)  その900部の配布というのは、どういう効果を生んだんですか。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  私どものわかる範囲のなかで、旅行エージェント様でありますとか、それから東海県人会、関東新中会の方々、郷土を愛し懐かしがっていただく方々にも送らせていただきまして、礼状等々もお送りいただいたり、また電話等でもお礼の電話をいただいたりという形でいただいておる状況でございまして、また、その方々からの購入もいただいておるという状況でございます。 ◆12番(上田勝之君)  それと、その前のページなんですけども、161ページに神倉観光客用駐車場関係経費で、土地の借上料がありますよね。この神倉観光客用駐車場というのは、結構利用率が高いように思いますし、非常に不足しているような状況ではないかと思うんです。その辺の状況把握はいかかでしょうか。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  議員、おっしゃられますように、正直、不足する状態がたびたび起こっているように伺っております。年末年始、それからゴールデンウィークにつきましては、隣接いたします用地の土地所有者の方の御協力をいただきまして借り上げをさせていただきまして、通常ですと、神倉の駐車場6台しかスペースございませんが、別の用地のほうで大体8台から10台程度、そのシーズンのみ増設させていただいておるところでございますが、正直、慢性的に不足する状態かなというふうには理解しております。 ◆12番(上田勝之君)  神倉小学校の校舎建設工事の際には、近隣の用地を借り受けしてたように思うんですが、そういったところの少し台数、スペースを拡大するといいますか、それは所有者さんの御理解も必要かとは思うんですが、そういった御努力、御検討はいかがでしょうか。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  新年度におきましても、一応、年末年始、それからゴールデンウィークにつきましては、さらに御協力をいただいた中で増設をしていきたいというふうには考えておりますが、通年ということになりますと、やはり経費もかなりかかるということもございまして、今のところは昨年同様の2シーズンのみ増設という形で考えております。 ◆12番(上田勝之君)  その2シーズンで事足りるんでしょうか。その辺を勘案すると、少しあそこは神倉小学校の修景整備というのも相なったわけですから、やはりその辺は通年で、その経費は確かに負担はといいますか、そういうのはかかってくると思うんですけど、非常に訪れられる方も多いわけですから、その辺はもう少し検討いただけたらと思います。 ○議長(辻本宏君)  以上で、5款から7款までの質疑を一応終わります。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後3時27分--------------------------------------- △再開 午後3時49分 ○議長(辻本宏君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの16番杉原議員の質疑について、答弁の訂正がありますので、津呂建設農林部次長から報告させます。 ◎建設農林部次長兼農林水産課長兼農業委員会事務局長(津呂建二君)  先ほど杉原議員より質問で、熊野材の補助につきまして、1平米2万円と私は申しましたが、1立方メートル、1立米2万円と訂正をさせていただきます。申しわけございませんでした。 ○議長(辻本宏君)  次いで、8款土木費164ページから9款消防費193ページまで質疑を行います。土木費164ページから消防費193ページまでです。 17番、屋敷議員。 ◆17番(屋敷満雄君)  165ページの王子製紙跡地管理経費、こっちのほうへ書いてんねんけど、王子製紙、これ熊野川の砂利を持って来ると、あそこへ運ぶんやね。どうもこの前まで聞いてる話じゃ、いろんなとこからクレーム出て、トラックが、ダンプが走れんということ聞いてんねんけど、どういう方法で運ぶのかだけ、ちょっと先にお願いできますか。 ○議長(辻本宏君)  渕上都市建設課長。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  王子製紙跡地につきましては、今回、台風12号で熊野川が被災しまして、その直轄河川としての災害復旧激特事業です。この事業の中で川の掘削事業に入りますので、そのときにここの王子製紙跡地を作業ヤードとして使えないかと、そういう形で今、地元のほうへ説明会に入るところであります。また、その中で、そういうところで私どものほうも市も一緒に行って、国土交通省と説明に入る状況であります。 ◆17番(屋敷満雄君)  その運ぶ方法が、ダンプで運ぶのに、川原から、いろんな住民の反対運動あって、非常にまだもめとるんやけど、その方法をどうするんかな。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  この事業につきましては、今まで新宮市で大規模な川の掘削という事業はありませんので、市民の方もどういうふうになるんかという点で大変意見もいただいている状況であります。 私どもも初めて対応するんですけれども、これにつきましては各区域、熊野川、この河川沿いの町内会の皆さんは、皆さん関係しますので、各地区別に説明会を重ねて今進めている状況であります。 ◆17番(屋敷満雄君)  その話、まとまりそうなのか。いけるのか。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  市民の皆さんの意見を聞き、そしてまた国土交通省のほうも激特事業として進めなくちゃいけないということであります。そして、これはまた市民の安全を守るためにもやっていただかなあかん事業というふうに私どもは考えてますので、これは何とか皆さんに御協力いただいて進めていきたいというふうに考えております。 ◆17番(屋敷満雄君)  いや、俺の友達なんか頑固反対してると。 それで、もう一つ、あの川を埋めるのか。川を埋めるか何かして、ダンプを通して、王子製紙のほうまで持って行くいうような話もあるのか。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  陸送で行ければいいんですけども、市街地を道路が結構通ってます。そこを搬出車がたくさん通るとなりますと、市民の方に負担がかかるということもあって、国交省のほうは、できれば今計画してるのは、なるだけ陸送を、市街地の市道とかそういう道路を通るのを軽減するために、ずっと丹鶴小の裏から川口にかけて、鉄橋の下を通って仮設道をつくって、少しでも市街地を通らない方法を考えていきたいということで、今検討してくださっています。
    ◆17番(屋敷満雄君)  いや、もうそれは一番実現可能なんかなと俺は思っとんやで。 最終的にこれから熊野川は、直轄だけやなしにいろんなことを、上までずっとあんねんから、まだまだ。そういうことあって新宮へも運ばんならんとかいうこともなってくるやろうし、今はそういう道一つ、もう反対があってできんのやったら、そういうことも頭入れて事前に考えてもらわんと無理違うかな。 今回、俺考えて、いろんな反対の意見を聞いていくと、俺も1カ所だけ、俺の友達のとこだけやけど、やっぱりグランドデザインみたいに、こういうことなりますよという絵を描いて説明して、その辺の町内会の何人かの人を選んで、その人と代表で話し合って協力していただきたいというようなことがやっぱり抜けとったんかなとは俺は思っとるんだけどね、今。それは、川は別でもできるんやったら、そういう方法を考えてください。 次、167ページ。日足地区に輪中提をつくるという、今、あれで出てんのやけど、これ輪中提いうたら、鮒田、何回もあれつかってるわな。それでまた日足も毎回つかるようなとこへ、そういう輪中提持っていって、もつんか。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  屋敷議員言われてるのは、構造的にどうなんかいうことかと思うんですけども、今回のこの輪中提計画につきましては、県のほうで河川整備計画を平成21年につくってるんですけど、それに基づいて日足地区には輪中提をつくっていくという状況であります。 これにつきましては、とにかく高さです。かさ上げをすることによって、宅地の安全性、住宅とかの建物を守るという、そういうことで今から説明会に入るところであります。 ◆17番(屋敷満雄君)  たまたま俺の同級生でも、俺の一番つれなんやけど、それが建設部長を新宮でやっとって、そのときに今のバイパスのとき、あれ担当やったんよ。それで、住民と話されて、住民もやっぱり道路を、旧道を前の道を通ってくれと、168号ね。それでつかるんやったら高なるでと。道路をかさ上げするんやからよ。今の高さまで高うせんならんから。そういうこともしていただきたいというような話もあったらしいんや。せやけど、住民にとって、彼も言うのは、そんな高いとこ上って、住民が、年寄りが、毎日通えるかと。実際そうやわな、そんなもん。道が高なったら、それ越えるのに、お前どこへ、高い道上らんならんわだ。それやなしにやっぱり直轄、今の道やないとあかんのやいうて、彼は頑張ってそうしたんやったけど。 これ、どこへどういうふうにするのか。具体的にというか、ちょっとわかりやすく説明したら、その輪中提のその堤防というのは。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  これから来週、地元説明に入るんです。ですから、私どもも、詳しくこうですよというとこまでは、まだ詳細までここで述べさせていただけるようなところまでの情報は得てないんであります。そこで、住民の皆さんにまず説明するときに、私どもも聞かせていただくような状況であります。 ◆17番(屋敷満雄君)  結果的にその赤木川を両サイドへこう高くするなら堰堤をやっていかんならんわな、それ。そうなったらあれ、この前つかった高さがどのぐらいまで来たんか知らんけども、今度どっかへ行こうとしたら、それがどういうふうにフェンスを特段それをどうするんか知らんけども、うっとうしくてかなわんわな、あんなもん。あれさつきも皆、つかってんぞ、あれ。それ考えたら、そんなもん本当に実現可能かなと思っとるんやけど。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  屋敷議員の御心配、大変私どもも同じなんですけども、まずは県が、住民の皆さんと会って、日足、能城山本区の皆さんと来週ちょっと会って、そこら辺のところを説明しますので、そのとき私どもも一緒に行って、住民の方と一緒に同席したいというふうに考えておりますので。 ◆17番(屋敷満雄君)  それはほんま住民の意見聞いたってよ。住んでる人のしたってもらわんと、こっちの勝手だけでいかんぞ、これ。よろしくお願いしますわ。 それで、もう一つが、大浜のあったな、今。     (「183」と呼ぶ者あり) ◆17番(屋敷満雄君)  183ページ、ありがとう。 これ非常に津波対策でいいんですけども、今ちょっと新聞見たんやけど、あの松林の中につくるということですか。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  はい。松林、営林署の保安林、国有林でありますけども、そこの土地を使わせていただいて、そういうような緑地帯をできないかというふうに、今検討しているところであります。 ◆17番(屋敷満雄君)  全部あれは宮地。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  はい。土地につきましては、これから今はまだまだ事前の時点で協議中ですので、これからどういう形でいくかというのは今後の課題であります。 ◆17番(屋敷満雄君)  ぜひともつくってやって、これは本当に防護策の一つの大きな防波堤になるからね。ぜひとも実現してください。 以上です。 ○議長(辻本宏君)  11番、田花議員。 ◆11番(田花操君)  165ページの3番目、王子製紙跡地の問題。 これは、本当に本来は渕上課長とか、もっとやらなあかん通常の仕事があるのに、こういうのを投げつけられて、本当に本来、都市建設課がやらなあかん仕事が今のスタッフの中でおろそかになってくるんじゃないかと。それはなぜかというのは、やっぱりもっと王子製紙をああいう市内でも広い土地をせっかくくれたんやから、その王子製紙の思いに対してまちづくりという視点と、防災という視点と、そういったとこから企画がもっとしっかり土地利用計画をつくって、それで全庁的にこの部分は都市建設の部分、この部分はどこどこというて、そういったあれが知恵がないというのが残念だし、こんな形でこの王子製紙の問題を、今後地元が怒るはずやよ。 これただ激特事業のそんな砂利、残土だけを持って来て、跡地利用どうするんな。どうあの地域づくりのために、あの土地をまちづくりに生かしていくんな、その視点がいっこもない。だから、本当にむちゃくちゃなやり方だよ。 先般もこの問題で全体の土地利用計画というのを市全体でプロジェクトもつくって、まずそこから、みんなで知恵を出して、どう土地利用進めていくんかというそれがない。それも地元へはほこりと騒音だけを生じていく、そういう危機感というか、あれしかないと思う。 だから、その説明会を、そういう大きなマスタープランというか、基本的な土地利用計画がない中で町内説明、地元説明へ都市建設課が行っても、必ずこの問題出てくる。どう市としてあの土地の利用計画を将来的にするんなよ。それがなかって説明会行って、国交省の河道掘削の砂利をあそこへ持って来てかさ上げしたんやという話には絶対ならん。それはもう一定、住民の反応というのは、もう目の当たりにわかる。 だから、ぜひ、あれだけの土地をまちづくりという視点で、それから防災というとこから、早いことみんなで知恵出してつくり上げていくのが市長の責任やろうと思う。 ○議長(辻本宏君)  坂地企画政策部長。 ◎理事[災害復興担当]兼企画政策部長(坂地伸三君)  まず、王子製紙の土地を譲渡していただくときに、これは市民のための防災の関連と、あと多目的グラウンドということで譲っていただきたいということで、これはもう市民のためにということでお願いしてきました。その間、契約に至るまでに、国土交通省のほうから激特事業の作業ヤードとして貸していただきたいという旨のお話がありましたので、契約の内容にそれをつけ加えていただくよう、王子製紙のほうとお話をしてきた経緯がございます。 我々の最終的な目的は、やはり防災関連のそういう施設の用地と、もう一つは多目的グラウンドとしての用地ということで、今の時期は激特事業のほうでお貸しするという話の中ですけども、同時にできれば並行してやっていきたいという思いはあります。ただ、これは国土交通省の事業が実際どういう形でやられるかがちょっとわかりませんので、急ぎ国土交通省のほうとお話を詰めさせていただいて、激特事業の工事と並行しながら、私どもの思いのグラウンドとか、そういうような事業を展開していければというふうに思っています。 ○議長(辻本宏君)  田岡市長。 ◎市長(田岡実千年君)  御心配ありがとうございます。 これ、都市建設課へ全部丸投げしてるわけでありません。 先日、地元の方々に説明するのには渕上課長に行っていただいたんですが、このことについては、国土交通省が何年間か土砂置場に使いたいという中で担当として行っていただいたわけでありまして、この王子製紙跡地につきましては、今後、防災、そしてまたスポーツ公園等、一つの大きなプロジェクトとなりますので、企画、そして全庁的にやっていきたいと思っております。 ◆11番(田花操君)  その防災的に利用するとか、緑地にするとか、スポーツ面での利用をするとか、口で言うけど、目に、形にいっこも見えんのやの、今言う話は。だから、もっと現実、土地が、新宮市がもろうた以上、地域の人に、やっぱり地域の住民の人と跡地利用、市はこういう考えを具体的に持ってるけど、地域の人はこの計画についてどういうお考えですかと、そういったとこから入っていったらんと、国と激特事業を進めるためだけのそんな事業計画なり利用計画を立てて、そういう話を頭ごなしに地元へおろしていくと、結局はうまいこといかん。今の激特事業が行き詰まったあるのは、手順が間違うたる。だから、手順を間違わんように、やはり地域の皆さんと土地利用計画を、ひざ突き合わせて検討していく。その前には地域の人の言いなりの計画にはならんにしても、行政が、あの土地をいかに新宮市のまちづくりのために生かしていくかという、その視点がないというのが残念。 それは、やっぱり庁内でプロジェクトつくって、つい一人の思いつきでああだこうだ言うてするんじゃなしに、もっともっと組織一体になって検討していかんと、渕上課長、絶対これ地元へ行って袋だたきになる。 ◎理事[災害復興担当]兼企画政策部長(坂地伸三君)  議員言われるとおり、ちょっと急ぎ、今からですけども、そういう計画を庁内全体で進めていきたいというふうに思います。 ◆11番(田花操君)  これは、激特事業の一般質問に私出してますので、関連で激特事業が今、足踏みしてる問題点の中で、また少し議論したい。 それと、167ページの、今、屋敷議員が言うた輪中提の話なんやけど、これも輪中提自体は県がやるという話やの。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  はい、県事業です。輪中提をつくるのは。 ◆11番(田花操君)  そしたら、なぜこの地形図は、当然、県が事業主体やから、こういう地形図も県がつくるべきじゃないんかな。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  この事業をするためには、輪中提から計画を進める中で、その輪中提の内側、川側の部分は、建築基準法でいう災害危険区域に指定にしなくちゃ事業が始まらないということになっています。それは、建築基準法第39条でありますけど、そういうふうなところについては市町村で指定するという、それが明記されてますので、市町村が一応するということで、それに伴うその区域のいろいろと地図もつくらなくちゃいけないものですから、またそこで高さ、標柱とか、そういうなものも基準点も出さなあかんので、そういうふうな費用で計上させてもらっています。 ◆11番(田花操君)  そしたら、うちもそういう手伝いも一緒になって進めていかざるを得んということなんやね。 それと、177ページの港湾管理費の中で、この中で新宮埠頭株式会社へ委託していく事業というのは、どれらがあるんかな。 ○議長(辻本宏君)  岡商工観光課長。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  新宮港埠頭株式会社に直接お願いする業務につきましては、1番の港湾施設管理業務委託料、それから同じく港湾施設指定管理料、この2点になろうかと思います。 ◆11番(田花操君)  2番の新宮港保安対策事業負担金、これとか、新宮港湾会館管理費、これらは新宮港埠頭へ行く費用じゃないんかな。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  新宮港保安対策事業負担金につきましては、これは新宮港に外国船が入りますときに警備に当たっていただきます。その関係で県と2分の1の負担で、その警備に当たっていただきます負担金でございます。 また、3番の新宮港湾会館管理費、これは商工観光課で直接管理を行う経費でございます。 ◆11番(田花操君)  そしたら、1番だけが新宮港埠頭へいくお金で、あとはうちの経費ということやの。 ◎商工観光課長(岡雅弘君)  そのとおりでございます。 ◆11番(田花操君)  それと、179ページの都市計画総務費の中の説明欄の5番の都市計画道路網再整備業務のこれは、債務負担も入って500万円やから、合計900万円全体で要る。それで、今回はどこまでやろうと、都市計画決定まで見直しをするという前提でやるんか。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  これは、今年度の予算でどこまでというのはまだ明確にはされていないんですけども、2年間かけまして、いろいろと今の現状がどうか、今施工済みの都市計画道路がどういう状況か、そういうような中で今計画路線としてあるところがどういうふうな状況で必要なんかとか、そういう観点から分析していく必要がありますので、2年間かけてその作業をさせていただきたいと、そういう内容になってます。 ◆11番(田花操君)  そしたら、できたとこから見直しの都市計画変更していくという考えかな。そうでもないか、やっぱり全体作業が終わるまで。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  これ道路、田花議員はよく御存じかと思うんですけども、一つの路線だけでここはこうだじゃなくて、全部ネットワークになってますので、全体的にやはり分析が必要ということで、私どもは考えております。 ◆11番(田花操君)  特に前田賢一議員は、前から言い続けてきたのがようやくこうやって見直しの具体的作業にかかってくれよるんで、一日も早く見直していくのがまちの活性化に一方ではつながるやろうと。今まで規制で縛ってきたとこが、見直しによって開放される。その開放する問題点は、それは出てくるやろうと思うけど、これはもう現実の今のまちの実態を考えたら納得してくれるやろうと思うので、一日も早く見直していただきたい。 それと、もう1点。最後の屋敷議員と重なるけど、183ページの大浜緑地整備事業のことは、一言ちょっとやはり言うとかんとと思うんで。これは、ここも堤防自体は県管理の堤防で、大浜保安林は国有というか、林野の。その発想というのが、名取市を見てきた人が発想したんかなと思って私思うんやけど、名取市の場合とうちの場合と違う。それは、なぜ違うかいうたら、向こうは現実にああいう大きな津波に実際遭うた。だから、津波シミュレーション、国が想定、津波想定というか、あの実績に応じて一次防御ライン、二次防御ラインにて、ちゃんと全体計画の中でやってくれよる。うちは、これは何や、一次、二次になるの、どういう位置づけか。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  今、申されましたように、今、県がしてます高潮提、防潮堤です。あの防波堤が一応第一次です。その次に控えて、市のほうで今後計画している緑地帯が第二次という、そういう考え方であります。 ◆11番(田花操君)  うちの場合の第一次、第二次という根拠が、まだちゃんとできてない。津波の想定シミュレーションも、まだ県から示されてない。そういった中で、一次や二次やという、そういう津波防災のこういう話は、何をよりどころに考えていくんかと。 それで、相当な費用やるとなったら、それはもう100億円単位の話になってくるんじゃないかと思う、名取市のあれを見てくると。そういう中で、なぜ県管理なのに必要なのか。県の管理海岸やから、県にやらそうと要望、これは渕上課長に言うよりも市長に対して。なぜ県管理の海岸がずっと御手洗、御手洗どころか屋敷議員の宇浪から向こうも県管理や。何で県管理一体を津波防災の中で新宮市の市街地を守るためには、ここにそういう堤防が要るんやという話で、県を引っ張り出してきてのやりとりではないか。 なぜ市が独自で財政シミュレーションにもない莫大な金をかけて、これへ国の補助、県の補助、あるかないかもわからん中で、こうやって先走って、これで大浜の地域の人は安心すると市長は思ってこれを出したんかな。これは決して、この大浜緑地のこの整備の話をずっとそこにどういう大きさのもの、どういう目的でいうことになれば、余計不安になると思う。それはやっぱり大津波の、要するに想定シミュレーション、まだしっかりできてない。これ行政のほうが、大浜周辺の人のあれを逆なでしていく、逆効果じゃないかと私はこれを見て思ったけど、市長は、どんな考えでこれ通しましたか。 ○議長(辻本宏君)  田岡市長。 ◎市長(田岡実千年君)  このことについては、3・11以降、近くに住む方々から、こういう取り組みもぜひやっていただきたいという要望、要請も多くいただいております。 今回、調査設計をまずやりたいということで、予算、設計、調査予算を上げさせていただきましたが、実際、事業化するときは、もちろん県、国の協力もいただきながら頑張ってやっていきたいというふうに思っております。 ◆11番(田花操君)  市長、本気でやる気やったら、国や県にもっと訴えて、宇浪を含めて全体の防災、津波防災のそういう全体計画をしっかり立てて、それでここは県がやり、ここは市がやるというて役割分担して、全体のそういう津波防災の方針というのが市にない。そういうのをしっかりと。名取市はちゃんとしたものがあるんやよ。名取市の我々が見学してきたところの津波防災計画というのはすごく厚いもので、その中で国がかかわる部分、それで名取市がかかわる部分というて…… ○議長(辻本宏君)  田花議員。 ◆11番(田花操君)  一般質問か、わかった。まあ、一般質問で。 ○議長(辻本宏君)  一般質問でお願いします。 ◆11番(田花操君)  以上で終わります。 ○議長(辻本宏君)  16番、杉原議員。 ◆16番(杉原弘規君)  シャトルバスの話が出てあったんですが、これは、私は非常にいいことだと思っております。 ○議長(辻本宏君)  何ページでしょうか。 ◆16番(杉原弘規君)  177ページ。これは、また一般質問との絡みもありますので、そこで詳しくさせていただきますが、179ページの上本町磐盾線道路改築事業、これで用地の購入ということで言われたんですが、これは何件分に当たるわけですか。 ○議長(辻本宏君)  渕上都市建設課長。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  きのう質疑で申し上げたんですけど、3件分です。 ◆16番(杉原弘規君)  3件分。 じゃ、あの近くの3件分ですね、道路側の。これは、広さはどのぐらいあるか。何平米ぐらい。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  もう私ども買収するのは道路に係る部分ですので、今の現道に対して新しい道路が登坂橋のところに見えてますので、それが来た場合の大体そういうような面積だというふうにちょっとご理解をお願いいたします。 ◆16番(杉原弘規君)  それは平米はどれだけ。 いいです。また、平米のやつは教えてください。 それから、185ページなんですが、住宅管理費一般経費という中に土地借上料というのがあります。これは、市営住宅の私有地を借りているところへの借上料ですか。 ○議長(辻本宏君)  勢古口管理課長。 ◎管理課長(勢古口博司君)  この土地借上料につきましては、民間の用地、15カ所あるんですが、そこの上に市営住宅を建てております。それの土地借上料ということになっております。 ◆16番(杉原弘規君)  それは市営住宅のみではないんですね。 ◎管理課長(勢古口博司君)  いえ、市営住宅の土地です。 ◆16番(杉原弘規君)  わかりました。 ひとまず終わります。 ○議長(辻本宏君)  12番、上田議員。 ◆12番(上田勝之君)  179ページ、上本町磐盾線電線共同溝事業の設計業務委託料、これ国道42号の大橋の交差点から速玉大社付近までだと思うんですが、電線地中化、しかもあわせて私どもの家の通りの県道がされる電線地中化の事業だと思うんですけれども、これ、平成25年度で設計業務がされて、平成26年度以降工事になるんですか。 ○議長(辻本宏君)  渕上都市建設課長。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  まずは、いろんな案づくりをしてまして、その中で一つ絞って実施設計かけまして、その上で地元の皆さんに県と市とで、また説明して意見を伺う場を設けなくちゃいけないと思ってるんですけど、それから予算づけ。県の予算の都合もありますので、それから実施計画としてどういうふうな、何年度ぐらいかかるかというのは、今の時点では、何年というような確定はちょっとしておりません。 ◆12番(上田勝之君)  そしたら、少し戻って173ページなんですけど、内ヶ坪踏切拡幅工事をいよいよ行っていただけるんですけど、この工事委託料というのは工事費でいいんですよね、これ。完成予定は、平成25年度中ですか。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  平成25年度目標です。ただ、用地買収がちょっとありますので、そして分筆とか土地の場合は手続でちょっと時間を要する状況がありますので、今のところ平成25年度を目標として予算上げさせてもらっています。 ◆12番(上田勝之君)  181ページの公園費で、松山公園整備事業があるんですけれども、これの内容を少し教えていただけますか。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  今平成24年度でずっと斜面の工事してるんですけど、その続きとして、斜面の安全対策の工事をさせていただく予定であります。 ◆12番(上田勝之君)  183ページの広角防災緑地整備工事なんですけれども、これ、たしか説明では芝生化で駐車場、道路、水道とかの整備を行うというふうな説明だったと思うんですけれども、これは広角用地の中に道路を市で引かれるということですか。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  緑地一面じゃなくて、やはり進入路というのはつくっていかなければならないということで、そういうふうな計画として、今後、この予算でどうしていくかいう検討という状況であります。 ◆12番(上田勝之君)  ちなみに警察用地が約3分の1ぐらいか占めるんですよね、たしか。当然、警察用地というのは、県道あけぼの広角線はスロープ、坂道になってますので、当然、中は道路敷要るんですよね。それを市が用意するわけですか。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  そこら辺につきましては、県と話の中でどういう形でいくか。 ◆12番(上田勝之君)  だから、道路をつけられるわけでしょう、これで。どういう道路をつけられるんですか。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  道路は必要ということで…… ◆12番(上田勝之君)  だから、根拠があるわけでしょう。だから、警察用地に沿ってつけられるということか。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  それにつきましては、今回の予算は緑地を中心にフェンスと張り芝、そしてまた最低限のそういうふうな給水施設とかやってますので、その道路につきましては、今後、県と協議の場があれば、そういうふうなところでもしながら。 ◆12番(上田勝之君)  ただ、警察用地に、これは渕上課長のとこではないんかもわからんですけど、たまたま予算がこうなってるので、ここでお尋ねするしかないんですけど、整備工事としては警察用地、これはもう建設進んでますよね、警察署用地は。当然、道路の取りつけというのは、警察のあけぼの広角線は坂になってますので、やっぱり広角用地の中へ入ってこなあかんわけですね。その道路敷の用地というのは、警察用地なのか、新宮市が用意するものなのかという点をお尋ねしたいんです。 ○議長(辻本宏君)  坂地企画政策部長。 ◎理事[災害復興担当]兼企画政策部長(坂地伸三君)  警察用地と市の土地は、ちょうど袋小路になっているわけですけども、今から警察との話し合いになってくると思うんですけど、進入路としてはやっぱり道路が要るだろうというふうには考えてます。ただ、その道路の用地とか、どのぐらいの長さになるかというのは今からの話でして、警察と話の進展の中で、規模とか大きさとか長さとか、そういうことを考えていきたいというふうに思っています。 ◆12番(上田勝之君)  それは、新宮市としては、その道路敷はどちらが持とうと考えておられるのか。 ◎理事[災害復興担当]兼企画政策部長(坂地伸三君)  今のところ絵を描くと、県有地の中へ多分入れないかんやろうなというふうには思いますけども、そこの部分についての道路敷地を市のほうへもらって市道とするのか、そこら辺はまだ確定はしてませんけども、今後、その辺の話は詰めていきたいというふうに思います。 ◆12番(上田勝之君)  その辺があるんです。いろいろ課題は多いと思うんですけど、これ、たしかこの整備費用は特例債ですよね。違いましたか。特例債ですよね。 ○議長(辻本宏君)  向井財政課長。 ◎財政課長(向井雅男君)  そのとおりであります。 ◆12番(上田勝之君)  特例債を使って緑地整備をした場合に、その後の転用とかの制約は受けるんでしょうか。 ◎財政課長(向井雅男君)  現在のところ防災緑地というところでの合併特例債をお願いしておりますので、もし転用ということになれば、何らかのことはしなくてはいけないというふうに思っております。 ◆12番(上田勝之君)  例えば、いろいろ各議員からさまざまなアイデアや、例えば道の駅構想であるとか、いろいろな部分言われてますよね。そういったことが、特例債を活用して緑地整備を行って、そういうことが可能になるんでしょうか。 ◎財政課長(向井雅男君)  現在のところ将来的には道の駅ということも答弁してございますので、そちらのほうへは合併特例債の関係では、事業化としてはいくというふうに思ってございます。 ◆12番(上田勝之君)  それは制約を受けないか。 ◎財政課長(向井雅男君)  受けないというふうに思っております。 ◆12番(上田勝之君)  例えば特例債で、これ土地の購入は特例債で行ったんでしたっけ。 ◎財政課長(向井雅男君)  それは、だめでございます。 ◆12番(上田勝之君)  土地はあるんですね。 ◎財政課長(向井雅男君)  いえ、購入だけです。 ◆12番(上田勝之君)  土地を購入したのは、いわゆる土地開発公社から市が購入したのは、特例債を活用したんでしたっけ。 ◎財政課長(向井雅男君)  合併特例債で購入しましたが、土地の購入だけに合併特例債を使うのはだめです。 ◆12番(上田勝之君)  だめなんですよね。そこを何か事業化しないと、特例債が活用できないんですね。だから、行うわけですね。 だから、そうなった場合に、その購入した土地を警察用地に転売することは可能なんですか。 ◎財政課長(向井雅男君)  合併特例債を充てるときに、一応その用地が広いということと、その用途が全て合併特例債に充てるための資金繰りというんですか、その辺の関係で、もし警察に売却したとしても、その辺の関係はいくぐらいの金額にはなっているということでございます。 ◆12番(上田勝之君)  すみません、もう少しわかりやすい答弁をお願いしたいんですけど。 ◎財政課長(向井雅男君)  極端に言えば、はっきり言えば、警察用地は除いてございます。 ◆12番(上田勝之君)  ということは、警察との話し合いは以前からあったと。 説明会のときに、民間事業者等から賃貸もしくは譲渡等のいろんな引き合いもあるというようなお話ですけど、そういうことは可能なんですか、特例債を使用した緑地整備を行って。
    ○議長(辻本宏君)  小山総務部長。 ◎総務部長(小山壽行君)  もともとの公園、防災公園的なものから、民間へ貸すということになったら、これはもう繰上償還か何かせざるを得ないだろうというふうに思います。一旦は借りたものを、もう一回返さざるを得ないだろうという。 ◆12番(上田勝之君)  返す。 ◎総務部長(小山壽行君)  返すことになるだろうと。 ◆12番(上田勝之君)  じゃ、実質その辺は難しいということになってくるんですね。そういういろんな引き合いに関して。 ○議長(辻本宏君)  2番、前田議員。 ◆2番(前田賢一君)  1点だけお聞きします。173ページ、4番のこの内ヶ坪踏切拡幅工事。これは城南の通学路で長年の市の懸案事項だったんですけども、これ、その用地買収にかかってもう25年以上になるやないですか。 ○議長(辻本宏君)  渕上都市建設課長。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  今、前田議員言われてますのは、あそこの踏切に行くまでの市道の拡幅工事のときがちょうど昭和から平成にかけてぐらいだったと思うんです。その当時の経過じゃないかと思うんです。 ◆2番(前田賢一君)  これは、市道を拡幅して踏切を確保するということの用地買収やったわけですね、そうでしょう。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  ここの踏切は、用地買収では踏切のところまで来てるんですけど、JRの踏切のその部分の拡幅について、JRがなかなか平面交差の踏切を減らしていきたいという方向がありまして、立体であればいいと。そして、そこを広げるんであれば、どこかの踏切を減らしなさいとか、いろんな経過があったというふうに私どもは聞いております。 ただし、JRのほうも通学路としての踏切は少しでも拡幅できないかというて、ちょっとそういうふうなところを緩和してくれることになりまして、あとは予算の関係でして、そこら辺は事前の協議を進めてきた中、何とかこの予算の範囲でJRのほうの工事としてやれるということが大体決まってきたものですから、それで上げさせていただいております。 ◆2番(前田賢一君)  この土地購入費489万円か。これはどの部分なんですか。この踏切までは、大体用地買収してるんでしょう。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  ここは鉄道敷でして、鉄道敷の部分をJRは民間会社になってますので、鉄道敷を道路使用として買うということになります。 ◆2番(前田賢一君)  これはあれでしょう、工事費はほとんど新宮市の負担と違うの。JR西日本は全然出さへんのちゃうの。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  うちの市道の工事ですので、JRへ委託して、JRで特殊な信号ケーブルとかいろいろと電気工事がたくさんありますので。 ◆2番(前田賢一君)  入札かけたれよ、入札。 ◎都市建設課長(渕上崇君)  これから、この予算を認めていただけましたら、この範囲内で協定を結ぶ手続に入りますが、そのときには何とか、ちょっとでも軽減できるように努力したいと考えてます。 ○議長(辻本宏君)  よろしいですか。 以上で、8款から9款までの質疑を一応終わります。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(辻本宏君)  お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(辻本宏君)  御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 あすは午前10時から会議を開きます。 皆さん、お疲れさまでした。 △延会 午後4時41分...